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本好き女子のお悩み相談室 (ちくま文庫)

本好き女子のお悩み相談室 (ちくま文庫)

本好き女子のお悩み相談室 (ちくま文庫)

作家
南陀楼綾繁
出版社
筑摩書房
発売日
2018-02-07
ISBN
9784480434937
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本好き女子のお悩み相談室 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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やすらぎ🍀

不忍ブックストリートから広がった一箱古本市をきっかけに生まれた本。日本各地の本好き女性が各々の思いや経験から3冊ずつ選書。本に触れ合う機会が減った人もきっと楽しさを思い出してくれるはず。生きることって、大切な時間の使い方って何だろう。私って何。人の気持ちに鈍感な人も過敏な人もいる。前向きな日も立ち止まる日もある。笑ったり泣いたり、イライラしたり愚痴ったり。その感情の全ては本が癒してくれる。そう、あの時の私には本しかなかった。どんなに辛い時もあの本を思い出す。拘りは世界を狭くするからって語り合ったあの本を。

2023/01/04

おしゃべりメガネ

タイトルどおり、様々な'本好き女子'たちがそれぞれに抱える'悩み'があり、それらの悩みに応じて著者がオススメの本を三冊ピックアップして紹介する一冊です。女子ではない私が読んでも、楽しく読み通せたので、'本好き女子'にはピッタリとハマるのではないでしょうか?北は北海道、南は沖縄、年齢もアラフォーから十代まで本当に幅広く、色んな方が登場します。悩みも一例では「もっと元気になりたい」「無心に本を読みたい」「人の気持ちに鈍感」など、そんな悩みに処方してくれる作品が、また様々で改めて読書の奥深さを感じる一冊です。

2019/07/03

寂しがり屋の狼さん

著者が2005年から始め全国に広まった『一箱古本市』📚️その活動のなかで知り合った39人の本好き女子。北は北海道から南は沖縄まで…彼女らの読書遍歴とともに、いま悩んでることに対し三冊の本を紹介『処方』する。普通なら知ることの出来ない他人の読書遍歴に共感するところも(*^^*)処方された本は末巻に索引が掲載されてるので、自分に合った本を探すのも面白いかも

2020/01/01

みっこ

全国の一箱古本市に関わる『本好き女子』たちへのインタビューと、お悩みに対して本を処方した記録がまとめられています。紹介されていた本で読みたいものは少なかったですが(そして気になるものはほぼ読メでチェックずみ…)本が好きな女性たちの生育歴、読書歴を聞けるのが面白かった。『吹奏楽部所属率が異様』はい、私も吹奏楽部出身です(笑)両親が教員や研究者の人も多い。家に自然と本が置かれるからでしょうか。谷根千の一箱古本市、何度も行きました!コロナが終わったら全国一箱古本市めぐりしたいなぁ(о´∀`о)

2021/01/08

ユメ

著者の南陀楼綾繁さんが全国の「一箱古本市」で出会った本好き女子たちの話を聞き、彼女たちの悩みに効くような本をひとり三冊処方する。共感できる悩みが実に多く、それに対して南陀楼さんが勧める本をメモしていったらずいぶん長いリストができた。知っている本が紹介されているのもまた嬉しい。「本というものは即効性ではないと思う」と南陀楼さんは言う。逆に言えば、本は長い時間をかけて自分と寄り添ってくれるものである。本のセレクトもさることながら、人生の先輩から本好き女子たちに贈る言葉の優しさが印象に残った。

2018/02/27

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