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増補 頭脳勝負 (ちくま文庫)

増補 頭脳勝負 (ちくま文庫)

増補 頭脳勝負 (ちくま文庫)

作家
渡辺明
出版社
筑摩書房
発売日
2018-09-11
ISBN
9784480435392
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増補 頭脳勝負 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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karutaroton

今日も名人戦を戦われている、渡辺さんの本。渡辺さんらしい、スパッと切れる感じの本でした。解説で大崎善生さんが例の事件にやんわりと触れられてたのにグッときた。多分文庫が出た時期は一番不調だった頃だと思うけど、そこから復活して実力である意味いろんな外野の声を消し、でも藤井くんに初タイトルを献上しと浮き沈み。でも浮き沈みできる世界に長期に亘りいられることがすごいな。引き続き将棋の世界は追っていきたいと思わせる本でした。

2020/08/07

緋莢

図書館本。2007年にちくま新書で刊行された『頭脳勝負』に加筆、修正、再編集を行った本。結構細かい部分が最新の情報になっており、第三章内のトップ棋士たちで紹介されている棋士たちの情報が新しいものになっている、さらに追加されているのは勿論、棋戦の中にちゃんと「叡王」も入っています。さらに第四章では、「第二一期竜王戦七番勝負 第四局」が新たに収録されています(収録元は『永世竜王への軌跡』)。『りゅうおうのおしごと!』でも 使われた、あの対局。あれを、僅かな時間で「見つけた」というのが凄いです(続く

2019/03/07

チェアー

全体的に予想していたよりおとなしい。順位戦の改革(人数の多いクラスての対戦方式を変える)とか、プロ入り制度の改革のあたりは面白かったけど。あとがきで大崎さんが、三浦騒動でだいぶ傷ついたことへの思いを書いていて、それが読ませた。

2018/11/10

うた

意外と将棋初心者にも優しい一冊。渡辺棋王がプロ棋士になるまで、棋戦での駆け引き、段位と実力の違い、自戦記等々。やはり羽生さんとの対局には、双方屈指の実力者だけに熱いものがありますね。あと表紙がやたらと可愛い笑。

2018/09/10

Kazuo Ebihara

本書は、2007年にちくま新書から出た同名本を、2018年に大幅に加筆、修正したもの。11年間に、将棋とコンピュータ、ネットの関係が大きく変わり、「観る将棋ファン」が増えたことを踏まえて、書き直されています。一昨年、渡辺棋王は、竜王を失い、A級から陥落した失意の下、本書を執筆。昨年、虎の子の棋王を防衛し、B級1組では全勝を続け、一年でA級復帰を果たし、目下、王将戦を挑戦者として戦われています。強い渡辺明が復活し、佐藤天彦、羽生善治に藤井聡太が絡んだ今年度の将棋界。タイトル争いが益々激化すること必至です。

2019/01/14

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