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想像のレッスン (ちくま文庫)

想像のレッスン (ちくま文庫)

想像のレッスン (ちくま文庫)

作家
鷲田清一
出版社
筑摩書房
発売日
2019-05-09
ISBN
9784480435828
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想像のレッスン (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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佐島楓

音楽や現代芸術などの評論集。「見えているのに見ていないもの」を見えるようにするのがアートであり、同時に時代を映すものでもある。今まで抱いていた感性への揺すぶりを柔らかな言葉で活写していく様は、とても誠実であると感じた。想像力を持つことがひととして最も大事なことであると言わずもがなのことを書かなくてはいけない時代になってしまった、そのことに少なからずショックも受ける。

2019/05/14

だいすけ

想像力は無限大。師走でごった返した繁忙期に読むにはもってこいの一冊。もう何もかもがアートに見える…ブログに感想を書きました。

2019/12/18

chie

哲学者による実験集の様な、アート評論集。難しい言葉で書かれている訳ではないのだけれど、著者が見たもの、感じたことを、自分の言葉で復元することは難しい。その分、想像のレッスンにはなった様な気はしている。老いることへの省察には共感が持てた。ゆとりは息抜きではなく、精進の賜物という言葉にも、はっとさせられるものがある。「楽しては手に入らないのだ、《自由》という気品は。」何か月前に読んだ中島義道さんの本を思い出した。内容も文体も全然違うのだけれど、思考の回路みたいなものが似ているのではないかと思った。おすすめ。

2020/03/04

shun

今年は、アートとは何かと言うことが問われた年でもあった。アートとは、それを見たり、聞いたり、触れたりしたときに、人間とは、幸福とは、生きるとはということが思わず頭をよぎるようなものなのかも知れない。けれどもそれに意味を無理やりあてようとするのではなく、逆に「意味から離れること」そんなものなのかもしれない。様々なジャンルのアートに対して語られる言葉には「意味」とか「解釈」はない。人間として、アートの前に存在するときに何が頭をよぎり、胸にどんな感情が湧いてくるのか。それしかないのだと改めて考えさせられる。

2019/11/08

美術、音楽、ダンスなど、さまざまなアート評を通して、現代の息苦しさの中にある、アートが持つ跳躍力を語る本。「みえてはいるが誰もみていないものをみえるようにする」のが哲学でありアートであるという下りから始まります。私がアートを好きな理由がこの本にあるなぁと。アートという裂け目に立って思索に耽るときに、日常から跳躍する瞬間があり、それを求めているのだと思います。

2019/07/07

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