「日本人」力 九つの型 (ちくま文庫)
「日本人」力 九つの型 (ちくま文庫) / 感想・レビュー
かずぼん
幕末から明治・大正・昭和と近現代を駆け抜けてきた「日本人」が取り上げられている。我々の世代の日本の歴史の認識は幕末から明治維新までが中心で、その後は駆け足に大日本帝国憲法日清、日露戦争、二つの世界大戦という戦争を柱にした歴史を学ばされてきた気がする。元号が変わり、昨年の明治維新150年を区切りに、本書で取り上げられている人たちが生きた時代について、人を中心に改めて関連する本を読んでみたくなった。渋澤栄一もその一人。加納治五郎は早速別の本を購入して読んだ。現在見逃されていて我々の生活につながる人がまだいる。
2019/09/25
柏原亜衣
嘉納治五郎さん、佐藤紅緑さん、斎藤秀三郎さん、岡田虎二郎さん、 初めて知る方が多く、柔道の世界などは、新鮮に読み進められたと思います。 一人ずつ章が分かれているのですが、量は膨大に感じ、斎藤先生のミッション、パッション、ハイテンション力に敬服致します。 何度でも読みたくなる御本でした。 1番好きなのは吉田松陰先生の章でした!
2021/12/14
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