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水瓶 (ちくま文庫)

水瓶 (ちくま文庫)

水瓶 (ちくま文庫)

作家
川上未映子
出版社
筑摩書房
発売日
2021-06-14
ISBN
9784480437358
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水瓶 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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サンタマリア

意味わからん!一瞬でも目を離すと置いていかれる。『花嫁戦争』『水瓶』が好き。特に『水瓶』の「すべての〜」のくだりが、笑いそうになる箇所があり終盤にはバックグラウンドが見えてきたりで、良かった。

2021/11/26

ちぇけら

思春期的なフォークで君のやわらかさを刺したいのです。僕には愛のようなsomethingがありフォークは冷たくて硬い。絶望的に愛されたいからそのまま君はうつくしいだけで死んでほしい。春が呼吸している音で痛い頭が痛くなる。うららかな日差しでやわらかくなった臼歯をなぞるざらざらな君の、もしくは僕の舌の記憶でさようならを言った午後に鳴る鐘が鳴る。散る花のエロスを知ったら冬は春を殺すかもしれない。その緊張を3月は生きていて、だから4月はやさしいのだろうね。なんて言いながら食べる君のやさしい舌、もしくはアイス。甘え。

2022/04/14

shun( 早瀬俊)

「意味のないものは、意味のあるものより人を傷つけるということは少ないのじゃないの。」意味を求め、解釈をすることはある瞬間は人を安心させるかもしれないけれども、言葉の海に身を任せて感覚的にその中を泳ぐことも必要なのだろう。耳からは言葉が身体に侵入してくる。文字という実在しない浮遊物が私を取り囲む。「絶望」という言葉では言い尽くせない痛みと「希望」という響きでは光を見出せない感情の中、ただひたすら私たちは私たちが生み出した言葉が溢れる中を漂う。世界からの脱出。そして、次なる空間へのまぶしいトンネルを抜ける。

2022/03/23

ハルト

読了:◎ おとぎ話のような、やわらかく、少し恐ろしい、そんな詩。言葉と身体感覚が重なりあうようにして言語を、歌い、ざわめかせている。降るように与えられる言葉たち。ぎゅっと濃縮しながら、するりとしたのどごしで、体内へと入っていく。好きだなあと思う。特に「戦争花嫁」、「バナナフィッシュにうってつけだった日」「わたしの赤ちゃん」が好みだった。

2021/08/26

てるてる

意味がわからなくても読めてしまう、読んでしまう不思議。破綻しない不思議。やっぱ好き。

2021/12/26

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