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新版 いっぱしの女 (ちくま文庫)

新版 いっぱしの女 (ちくま文庫)

新版 いっぱしの女 (ちくま文庫)

作家
氷室冴子
出版社
筑摩書房
発売日
2021-07-12
ISBN
9784480437556
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新版 いっぱしの女 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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kashiha

文庫新刊コーナーにて。氷室冴子氏のエッセイはいくつか読んだが、これは未読だった。十数年経っての再刊。読めることがとても嬉しい。1990年代のエッセイだが古びておらず、氷室氏のはきはきとした物言いも懐かく思う。折々、昭和終期に少女小説の書き手であること、女性であることの大変さを感じた。あれから30年経って、日本にハラスメントの考え方が理解されたと思うが、目標理念の実現はまだまだと思う(自分を含めて)。氷室氏が今もご存命だったら、この時代や事件などにどのような感想を持っただろうと思わずにはいられない。→

2021/07/17

えいこ

30年ほどの間に進んだことと変わらないこと。思えば、入社した平成初期の頃には、セクハラなんて言葉はこんなに一般化していなかった。今から思えば驚くような言動の中に晒されてた。社会に出るということは、こういうことも受け流せないといけないんだと、周りを見て生きてきたが、今になって、やっぱりおかしかったんだと思う。氷室さんがその時代に堂々と述べているのは流石。先輩方の積み重ねがあって今がある。でも、こんなに共感できるのは、今もなお、納得いかない理不尽さとか、モヤモヤする価値観が、根深く続いているってこと。

2021/07/25

まる

30年も前に書かれたとは思えないな、というのが読んでまず出た感想だった。たしかに所々、セクハラという言葉にハッとしたり、周囲からの今だと一発アウトになりそうな発言だったりに時代を感じることはあっても、氷室冴子さんの言葉と思考はすーっと馴染んで、自分の中にすとん、とはまり込んだ。「詠嘆なんか大嫌い」がとても好き(身をつまされる部分もたくさんあったけれど)。復刊してて読むことができてよかった!

2021/07/30

レオ🦁

「詠嘆なんか大嫌い」に書かれていたことがわたしの思っていたことをすごくきれいに言葉にしてくれている気がして、そしてだいすきな作家が同じようなことをわたしが生まれる前に既に言ってくれていたことが本当にうれしくて救われた。「久しぶりに会った私たちの再会には、おたがいの幸福な記憶や、いつか実現するかもしれない楽しい旅行の予定や、バカ話やお酒や、なつかしのGSナンバーを聞かせる大人のための素敵なクラブや、そこでの男の品さだめやーー/ばかばかしくてくだらない、でも楽しい、少なくとも楽しくしようとふたりで 続

2021/07/22

デブリ

約30年も前に書かれた本に、こんなにも寄り添ってもらえると思わなかった。氷室さんはもういないけど、でもずっといる。私はこの本をこれから何回読むんだろうな。

2021/07/18

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