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楠勝平コレクション ――山岸凉子と読む (ちくま文庫)

楠勝平コレクション ――山岸凉子と読む (ちくま文庫)

楠勝平コレクション ――山岸凉子と読む (ちくま文庫)

作家
楠 勝平
山岸凉子
出版社
筑摩書房
発売日
2021-09-13
ISBN
9784480437600
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楠勝平コレクション ――山岸凉子と読む (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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バイオハザード4そっくりおじさん・寺

伝説の漫画雑誌『ガロ』で活躍し、30歳の若さで世を去った楠勝平の漫画から、山岸凉子がチョイスした短編集。巻頭の『おせん』を読んだのは2度目だったが、初読の時と同じ驚き。貧困というのは、人にひどく悲しい処世を身に付けさせてしまう。それが誰かとわかりあえない一線を強く引いてしまう。だから貧困はなくさないといけないし、金銭や物質万能の世は変えなくてはいけない。未読の方は立ち読みで良いから、この『おせん』だけでも読んで欲しい。面白いと思えない漫画もあるが、出てくる子ども達が、本当に子どもである。確かに夭逝の天才。

2021/09/27

モルテン

市井の人々を描き続けた夭逝のマンガ家の作品集。人は弱い。弱いから滑稽だし弱いから慈しみ合うし弱いから自分を守るために他者を傷つけ愚かなことをする。それをこの作者は断罪しない。それをそれとして描いている。そこには人に対する恨みなどのじめじめしたものはなく、ただそうあるものとしている。あえて言うなら、このような弱く不完全な人として生きていかねばならないことへの諦念が基調にあるだろうか。個別の作品では「茎」を1967年に男性が描いていたことに驚いた。

2021/10/05

豆ぐみ

すごくよかった。「ガロ」等に発表された短編漫画のアンソロジー。江戸時代の庶民の話が多い。「茎」のつむぎは応援したいしうるうるくる話も。著者は病気で夭逝だったそう。死に関わる話も幾つか。リアタイでは未読だった。

2021/09/14

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