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つげ忠男コレクション ――吉田類と読む (ちくま文庫)

つげ忠男コレクション ――吉田類と読む (ちくま文庫)

つげ忠男コレクション ――吉田類と読む (ちくま文庫)

作家
つげ 忠男
吉田類
出版社
筑摩書房
発売日
2021-11-20
ISBN
9784480437808
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つげ忠男コレクション ――吉田類と読む (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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Vakira

つげ忠男さんは遥か昔に幻の月刊漫画誌「ガロ」で読んだ事がありますが、幼過ぎて意味判らなかった思い出。最近のちくま文庫の昭和マンガコレクション企画に感謝です。今読めて嬉しい。新鮮です。確かに子供には無理。つげと言えばつげ義春さんですが、つげ義春さんは忠男さんの実兄です。つげ義春と言えば温泉旅情マンガを思い出しますが、つげ忠男の場合は釣りですな。釣人の日常の一コマ。単なる日記の様でもあるのでエッセイ漫画とも読める。無頼漢の話もいいですが、初期のゴッホの話。青春純文学漫画。次は泉谷しげるさんお願いします。

2022/01/24

阿部義彦

ちくま文庫オリジナル。つげ義春さんの実弟のつげ忠男さんの漫画です。作風はお兄さんと極めて似ていますが、暴力描写が多めで、社会からはみ出たチンピラやヤクザ、娼婦なんかが頻繁に取り上げられます。堪能しました。特に終わり方がよく、「リュウの帰る日」の「だから、、、どうだと?」なんて最高です。兄弟の血は争えないものだなーと思いました。興味のある方は是非手に取ってください。底のほうからじんわりと来る読み心地です。

2021/12/03

gtn

兄義春との違い。弟忠男と比べると、まだ兄の方が、まだストーリー性がある。弟は日記の様だ。兄以上のリアリスト。

2024/01/17

yoyogi kazuo

つげ忠男のことは、ちくま文庫の高野慎三「つげ義春1968」に一章を割いて書かれているのが印象深かった。森田童子が「つげ義春を越える唯一の私小説的劇画家」と書いたつげ忠男の作品世界の一端が垣間見える一冊。シリーズ化を強く望む。

2022/04/03

takao

ふむ

2023/01/21

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