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小さいコトが気になります (ちくま文庫 ま-54-1)

小さいコトが気になります (ちくま文庫 ま-54-1)

小さいコトが気になります (ちくま文庫 ま-54-1)

作家
益田ミリ
出版社
筑摩書房
発売日
2022-12-12
ISBN
9784480438553
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小さいコトが気になります (ちくま文庫 ま-54-1) / 感想・レビュー

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chiseiok

いやいや、ちょっとガッツリ向き合っての読書というのが精神的にも肉体的にも辛い状況となってしまい、なんかサックリさらさらと読みたいなぁと。そんな自分に安心安定のミリさんの文庫新作をあてがってみたら期待通りのリハビリ効果でした。日常の細々とした事が気になる、でも他のみんなはこんな事気になんないのかなぁ…ってのは誰にでもあると思いますが、それを丁寧に掬い上げて「だよねだよね!」と共感させてくれる語り口はやっぱり上手いです。何気にかなりの激戦区なのであろうこのジャンルではトップランナーですな。ありがとうミリさん。

2023/04/03

❁Lei❁

無印良品の店内や、モンブランの土台など、日常のちょっとしたことをついつい確認してしまうよね〜というエッセイ。エイヤっとメールを送信したあとに誤字を発見するとか、なんとなくコンビニやお土産屋さんをウロウロしてしまうとか、わかるなあ。私が欠かさず確認するのは、本屋さんの新刊コーナーでしょうか。頻繁に通っても品揃えは変わらないのだけれど、本屋さんがあるとついつい吸い寄せられてしまいます。何も買わないのにウロつくのは時間の無駄かなと思っていましたが、このエッセイを読んで、そんな時間があってもいいよねと思いました。

2024/04/07

シンシア

ミリさんと一緒に小さいことを気にしながら、のんびりと読みました。のんびりのんびりと。

2023/04/30

Shoji

タイトルから想像したのは「自身がいかに小心者か」であった。違ってました。日常生活で目にとまった「小さな出来事」を綴ったエッセイでした。共感することしきり。同じだなと思ったのは、仕事メールの送信ボタンを押すときの最終的な気持ちは「どーとでもなーれー」。全くその通り!。あるあるが満ち溢れた一冊でした。

2023/10/18

煮豆

エッセイにコミックエッセイやイラストがはさまれていて楽しい一冊。ミリさんが《人生にほぼ必要のない確認》をひたすらしていくというもの。渋谷のスクランブル交差点の上を空中ケーブルカーと呼ばれたロープウェイが通っていたとは知らなかった!わたしのたまごサンドの思い出は友だちのお母さんが作ってくれたのが薄い卵焼きがはさまったもので衝撃を受けたなぁ。あれからタマゴ焼きタイプには手が伸びないでいる。喫茶店で見つけたら挑戦してみよう!ミリさんの日常のちょっとしたことを楽しめるのって才能だと改めて思った。

2023/12/03

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