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よみがえる天才1 伊藤若冲 (ちくまプリマー新書)

よみがえる天才1 伊藤若冲 (ちくまプリマー新書)

よみがえる天才1 伊藤若冲 (ちくまプリマー新書)

作家
辻惟雄
出版社
筑摩書房
発売日
2020-04-07
ISBN
9784480683748
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よみがえる天才1 伊藤若冲 (ちくまプリマー新書) / 感想・レビュー

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ホークス

2020年刊。若冲研究の第一人者による、新書なのにかなり詳しい入門書。カラー図版多数。私は40才過ぎて絵を観はじめたけど、若冲には本当に驚いた。超絶技巧、稠密さ、鮮やかさだけでなく、様々な遊びが尖っている。生物を正確無比に描きながら、無生物にも生的な揺らぎを与える。江戸時代とは思えない点描やドット絵。鶏に代表される自在で幻惑する動き。著者が指摘するのは「一貫した奇妙さ」。それは飛び抜けた好奇心を示す。鳳凰の優美な羽に描かれた原色のハートマーク。図鑑みたいな蛸にくっつく可愛いミニ蛸。観るたびに楽しい。

2021/07/26

瀧ながれ

今でこそ人気が高く、美術館に人が列をなす若冲だが、数十年ほど前には、知る人ぞ知るというくらいの存在感だった記憶がある。若冲というと辻惟雄の「奇想の系譜」が連想され、わたしの中で辻氏は、若冲を蘇らせた人、くらいの信頼を寄せているのだ。こっそりと、若冲の描く水とか雪とかなんか粘っこくない?と思ってたけど言えなかったけど、辻氏が書いたので言ってもいいのだ、粘っこいよねえ、やっぱり! 若冲の生涯や生活から、彼の絵画への影響をやさしく深く解説。作品はカラーで紹介され、読み始めたら止まらないおもしろさです。

2020/11/13

Tadashi_N

暮らすための絵を描かずに済んだ、技術も資金もある自由な絵描き。

2020/11/18

ツキノ

165p以降はさらっと読み(時間の都合で)。若冲の魅力を徹底分析。作品解説から素顔まで、謎に迫る。若冲本はいろいろ読んだけれど、最初に読みたい一冊。模写が原作を超えるというのは、そうあることではないのに、稀な例として<虎図>を挙げたり、若冲の絵は本格的な自己流の本格的な素人絵である、形のおもしろさに若冲の本質がある、など、ユニークな視点。文中で紹介されている梅原猛氏の『人類哲学序説』も読んでみたい。

2020/06/11

かずぼん

誰の何という本だったか忘れてしまったが「若冲」について取り上げられており、恥ずかしながら若冲のことを知らなかった自分が本屋で若冲関係の本を探していたところちょうどよい入門書を見つけることができ手に取った。そうしたらほどなくNHKで若冲のドラマを放映してくれたので、内容がよりいっそう身近に感じられて理解も深まった。多様な作品を残しており、その独自性が際立つわけも本書を読むことで理解が進んだ。絵の見方もわかりやすく説かれているので、これから日本全国で若冲の作品に出会った時にはしっかりと見てみたい。

2021/02/22

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