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翻訳教室―はじめの一歩 (ちくまプリマー新書)

翻訳教室―はじめの一歩 (ちくまプリマー新書)

翻訳教室―はじめの一歩 (ちくまプリマー新書)

作家
鴻巣友季子
出版社
筑摩書房
発売日
2012-07-01
ISBN
9784480688842
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翻訳教室―はじめの一歩 (ちくまプリマー新書) / 感想・レビュー

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佐島楓@勉強中

原文に合わせようとすると直訳になってしまい、硬い日本語になってしまうのが英文和訳の悩みだったけれど、著者の「正解がない以上は、誤答というものもない」という一文に励まされました。日本語はもともと幅のある言語なのだから、柔軟に、センスのある、意味の通る和訳ができるように練習しようと思います。

2014/08/17

unclewiggily

翻訳の本質についての本。技術についてではありません。NHKの番組、「課外授業ようこそ先輩」で小学6年生と著者が絵本の翻訳をした過程が書かれています。小学生の方が大人より柔軟な頭を持っているからか、あまり英語を勉強していない子たちなのに名訳を生み出していました。翻訳とは「深い読書」のことで、能動的に読むことが大事。心に留めておこうと思います。著者の「異質性が訴えてくる本が好き」という言葉に共感しました。なんか合わなそうだな…と思う本をあえて読むことで、それこそ「想像力の壁」を超えられるのだと思います。

2015/11/08

ななえもん

小6の児童たちが挑戦した"the missing piece"の翻訳。名訳揃いで、心にズシリ。「ピース、さよなら」に見る、歌のようなリズムの訳。「虫と話したいね。速すぎて話せない」に見る、読者と著者の距離を近づける、語りかけるような訳。素敵。鴻巣さんの語りの部分を聞いて浮かんだのは、ゼロ年代の50冊のひとつ『日本語が亡びるとき』と、「世界はメタファーだ」と話した村上春樹。また「小説家とは、物語の鉱脈を掘りに行き、掘り当てて、また戻ってくる人」と論じた内田樹。言葉について、その繋がり方について、知りたい。

2013/06/17

calaf

"The Missing Piece" 読んだ事ないけど、面白そうですね。それにしても、結構誘導はあるものの、小学生があれほどの訳を作り上げるとは...グループ作業(三人よれば文殊の知恵)が良かったのかな?

2012/08/20

吾輩と謎のプリンス

鴻巣友季子さんが母校の小学校で翻訳について三日間授業をした内容をまとめた本。先日読んだ『翻訳問答』でもたびたびふれられていた、〇翻訳には文章の形をそのまま移す「形式的な等価をめざす翻訳」と文の形を変えても意味や作用を同様・同等にしようとする「機能的な等価」をめざすものがある 〇「透明な翻訳」は日本では「オリジナルが透けて見えるような翻訳」で欧米では「始めから英語の文章だったみたいにこなれた(翻訳者のものになった)翻訳」で意味が反対。 といったあたりのことが整理されてよかったです。

2017/05/23

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