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アンドレ・ジッド集成IV (シリーズ・全集)

アンドレ・ジッド集成IV (シリーズ・全集)

アンドレ・ジッド集成IV (シリーズ・全集)

作家
アンドレ・ジッド
二宮 正之
出版社
筑摩書房
発売日
2017-09-20
ISBN
9784480791047
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アンドレ・ジッド集成IV (シリーズ・全集) / 感想・レビュー

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あっきー

⭐2 桑原世界近代小説五十選40冊目、「贋金つくり」400pの小説のみを読む、ストリーは無いようなもので登場人物が好きに喋り散らしている、実験的で影響力があったらしいが残念ながらどこが面白いのか理解できなかった、ただ文字を追っていくだけになってしまい、しんどいまま終了した

2023/11/05

みつ

30年以上前に読んだ『贋金つくり』の新訳。当時は『狭き門』を始めとするキリスト教の世界観が強いジッド作品との距離感があったなかで、本作については実験的でありながらどこか洒落た構成に夢中になっていたが、今回はあれ程のめり込むことがなかった。インターネットで登場人物表を手に入れなければ作品がどこに向かうのかもわからないと感じたのは、記憶力と感受性の衰えか。様々の視点が入り組み、そこに『贋金つくり』という小説を執筆しようとする男の手帳が幾度となく挿入される。プルーストからの変容、福永武彦にもつながる要素も。➡️

2022/09/05

還暦院erk

図書館本。わたしは昔、『狭き門』を読もうとしたが初め数ページで挫折した黒歴史有り。本書の『贋金つくり』は登場人物の関係などをメモしつつ読んでいったおかげか集中が途切れず読了。作者が「ホンのさりげないエピ」的に描いたであろうラ・ペルーズ夫妻の「かみ合わない老老関係&それぞれの認知不全」が印象に残った。あと、モリニエ夫人の諦め人生やストルーヴィルーの黒幕的点滅…主人公たちより注目してしまった。個人的感想だが、ベルナールもオリヴィエも更にエドゥアールも女性の扱いが相当残念。尊重してないわけじゃない筈なのに雑…

2023/06/27

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