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チューバはうたう―mit Tuba

チューバはうたう―mit Tuba

チューバはうたう―mit Tuba

作家
瀬川深
出版社
筑摩書房
発売日
2008-03-01
ISBN
9784480804112
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チューバはうたう―mit Tuba / 感想・レビュー

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優希

26歳のチューバ吹きの物語に鳥肌が立ちました。音楽の描写がとても素晴らしかったです。吹奏楽でもマイナーな楽器ですが、何と言っても低音が魅力的な楽器。吹奏楽経験があるので、楽器を演奏するときの気持ちはとても共感します。自分が演奏する楽器の音が深く心に入ってくるのは快感なこと。主人公はチューバを本当に愛しているのが伝わってきました。他の2編、南洋の島への旅行記『飛天の瞳』と手作りプラネタリウムの話『百万の星の孤独』も感動しました。島の空気や星の映像が伝わります。詩的な文章が印象に残ります。

2015/03/23

なゆ

久しぶりに、チューバの音を読みたくなった。ただただ、“私はチューバ吹きだ”ということを淡々と延々と語り続けるこの話を。「羊と鋼の森」とか「蜜蜂と遠雷」とか音を細かにつぶさに文字で読むごとに、思い出しては読みたくなっていた。主人公の私の名前さえどうでもいい、チューバとの関係さえ伝われば、とでも言いたげな武骨さがいい。そして全体的にブツブツと熱くないからこその、あのライブの熱狂が。ああ、読むたびに今更ながら、楽器とかやっとけばよかったと悔やんでしまう。

2018/05/18

な〜や

【図書館本】表題作含め3作品が収められた短編集。中学時代、吹部でまさにチューバ担当だった私は勿論表題作目当てに読んだ。うん……何だか、重厚というか哲学的というか……純文学読み慣れてる人ならサラッと読めるのかな……。他人から何と言われようとチューバが好き、チューバを吹けて良かったって気持ちだけは主人公に共感出来る。けど、ここまで小難しい事チューバ経験者って皆考えてるものなのか?何だか文章全体が大学受験の現代文の"小説"の問題文として出てきそうな感じの作風で正直自分好みでは無かった……ごめんなさい。

2014/06/01

ぶんこ

音楽ライターさんが講師の、とても面白かった講演を聞きに行った日比谷図書館で借りてきた本。 作中の音源探しをしましたが見つからず、モデルがいたという事で、実在してないと後で知りました。 文体が苦手で、読み辛かったのですが、「百万の星の孤独」が切なくて一番好きでした。 一つの事に熱中できるのは素敵だと思いました。

2015/04/01

なゆ

また読んでしまった。どうにもこうにも『チューバはうたう』が好きなんです。 中盤までの、理屈っぽいまでに〝チューバを吹くということ〟についての記述も後半盛り上がるためには必要かと。最後のライヴのところでは、そのステージを観てるかのようにゾクゾクします。その後彼女がどっちを選ぶのか気になりますが、きっとチューバは吹き続けるのでそれでいいのでしょう。頑なに、偏屈なまでに、チューバが好きな彼女が好きなんです。本を読んで鳥肌たったのは、この本が初めてです!だから何度読んでもやめられません。(笑)

2011/06/12

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