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世界マヌケ反乱の手引書: ふざけた場所の作り方 (単行本)

世界マヌケ反乱の手引書: ふざけた場所の作り方 (単行本)

世界マヌケ反乱の手引書: ふざけた場所の作り方 (単行本)

作家
松本哉
出版社
筑摩書房
発売日
2016-09-05
ISBN
9784480815330
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世界マヌケ反乱の手引書: ふざけた場所の作り方 (単行本) / 感想・レビュー

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小鈴

ふざけた場所の作り方、読むとうっかりやってみたいと思うから気をつけなきゃ(笑)。真面目に語れば、資本主義への抵抗の仕方を革命からマヌケに変えてネットワークを拡げるところは左翼2.0(死語w)と言える。資本主義へのサボタージュ、それこそマヌケという抵抗。金持ちに搾取され、ブラック企業で魂の尻の毛まで抜かれたとしても、管理されてつまらない世の中だとしても、今すぐマヌケになって町へ出よう。マヌケ革命は自分革命だ。自分革命って三代目J Soul Brothersも歌ってたでしょ(笑)。

2016/11/07

冬佳彰

「マヌケ反乱」って言われてもピンと来ないが、「小さな自由度の高い、マクロな経済活動なんかに巻き込まれないコミュニティ、相互扶助システムや、無目的なイベント空間などをどのようにして作り、維持していくか?」といった本かなあ。根っこからのアナキズム的な?(根っこからでないアナキズムとか、ないか)副題の「ふざけた場所の作り方」ってのに表されているかなあ。日常に、どんな風にして予想外のイベントを発生させるかから始まり、ふざけた店の作り方、世界のバカセンター、勝手にパスポートやお金を作りましょう、と展開する。(続く)

2021/05/22

阿部義彦

筑摩書房らしからぬ力の抜けた装丁です。寺山修司が「書を捨てよ町へ出よう」なら著者の松本哉なら所詮「ネットなどやめて集って馬鹿やろうぜ!」といった趣かな?お金をなるべく使わないで、秘密基地ごっこをやる為の具体的な指南が、詳しく事細かに書かれています。このバカセンターは世界にも勿論多数あり無限にある謎のスペースが、写真つきで紹介されてます。ビラ巻き等アナログ な方法が一番確実なのですね。具体的に不動産屋を味方につける方法(ゴミを片付けますよ)や警察に通報された時の対応(たまに出る後は無視)誰でも出来ます。

2016/09/24

れこやん

この作者さんは絶対やらないけど、本の前半の内容に特化して 店の開業記&ノウハウ本 として再編集したら内容の濃いそこそこ売れそうなビジネス本となる予感が、冒頭で ひとだかりを作ってみよう から始まり本の構成もしっかりしている、勉強はしないが地頭がいいタイプの人かも。ただ笑って読むもよし、何か面白いこと始めたい人にはヒントもある、部分的に多少非現実的な話もあるがそこはご愛嬌で。タイトルは立派だが詐欺のような自己啓発本が多い中この本はマヌケでも意外としっかりしてる。次回東京で泊まるなら高円寺に行ってみようかな。

2018/05/22

スプリント

はたからみるとマヌケで奇妙な場所ですが、関わっている人々は至って真面目という不思議な場所が紹介されています。 おいそれとマネができることではありませんが覗いてみたくなる場所ばかりです。

2016/10/09

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