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漫画みたいな恋ください (単行本)

漫画みたいな恋ください (単行本)

漫画みたいな恋ください (単行本)

作家
鳥飼茜
出版社
筑摩書房
発売日
2018-09-22
ISBN
9784480815453
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「漫画みたいな恋ください (単行本)」のおすすめレビュー

恋人との確執、漫画家としての苦悩――結婚までの経緯を赤裸々に綴った、鳥飼茜の日記『漫画みたいな恋ください』

『漫画みたいな恋ください』(鳥飼茜/筑摩書房)

 かなり大雑把な分け方だが、少女マンガには、「王子様のような理想の男性が登場するもの」と、「徹底的にリアルを追求したもの」があると思う。

 漫画家の鳥飼茜は、恐らく後者だ。『おんなのいえ』や『先生の白い嘘』『ロマンス暴風域』などの作品には、人生や恋愛に行き詰まった登場人物たちが、ぎりぎりのラインで、大いに葛藤し、一筋の光を見つけるまでが丁寧に描かれている。

 率直に言うと、読んで楽しい気持ちになる作品ばかりではない。思いがけず自身の辛い記憶が呼び起こされる時もある。だが、死ぬほど悔しくて悲しいのに、飲み込むしかできなかった性の不平等や理不尽な状況から決して目を逸らさない彼女の作品に、涙が溢れるほど勇気づけられるのも事実なのだ。

 そんな彼女の赤裸々な日々が綴られた日記連載『漫画みたいな恋ください』(筑摩書房)が発売された。

 本書は、webちくまで発表された日記に、大幅な書きおろしを加えたもの。2018年4月から7月までの日々が綴られている。

 深い心理描写を描く漫画家さんだ。恋愛や人付き合いも百戦錬磨なのだ…

2018/9/28

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初のエッセイ『漫画みたいな恋ください』が好評の鳥飼茜さん。10月に『前略、前進の君』が刊行、11月には弊誌連載『マンダリン・ジプシーキャットの籠城』、12月には『ロマンス暴風域』の2巻も発売される。それぞれの著書をふりかえっての心境と、これまで描き続けてきたテーマについて訊いた。

鳥飼 茜 とりかい・あかね●1981年、大阪府生まれ。2010年に連載開始した『おはようおかえり』以後、青年誌を中心に活躍。「私自身は、実は流されやすくて“こうすべき”みたいな正義があまりない。でもだからこそ、社会的に課される男女の役割意識に反発を覚えることが多いのかもしれません」(鳥飼)

 

言葉の届かない世間を仮想敵にしていた               ――『漫画みたいな恋ください』

「webちくま」で連載していた日記をまとめた『漫画みたいな恋ください』。刊行の2日後、書籍未収録の「号外」がサイトにアップされ、同書で語られていた“彼氏”が、実はマンガ家の浅野いに…

2018/11/9

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漫画みたいな恋ください (単行本) / 感想・レビュー

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あも

彼氏(浅野いにお)中心の日記。両者の漫画は好きって前置きした上で…こいつら嫌いだわ…。もしタイトルを見て、キュンを欲して手に取ろうとしてる人がいたら、絶対にやめたほうがいい。絶対にだ。病んでる女の鬱々とした日々…。運命と言いつつ、好きとか癒しとか心許せるといったプラスの側面が全く見えない。私を分かって私を察して私を認めて!欲しい欲しい欲しいがじっとり絡みつく。相手への尊敬がそのまま自分への劣等感として跳ね返ってくるこの感じ…しんどい。何よりまだ幼い子供(離婚した前夫との)が不憫すぎて怒り。しっかりしろよ!

2019/02/01

のすのす

図書館で予約しておいたこの本が回ってきたタイミングが、植本一子さんの「かなわない」を読んだ直後だったので、二番煎じ感が否めなかった。どうしてもそれと比較してしまって、内容が薄っぺらに感じてしまった。彼氏の素敵なところを自慢したいんだな〜と。タイトルで期待してたら、自分の恋愛の話し?!っていう、おのろけ日記?みたいな。わたしには合わなかった。それなら植本氏の汚い部分も全部ひっくるめさらけ出してる「かなわない」の方が圧倒的におススメでした。っていう斜めすぎる感想。

2019/06/22

りょう

漫画家さんだけど、全部文章で、絵はないです。30代後半、離婚歴があって、10才の子供のいる彼女が、漫画家の先輩と恋愛して、家族のこと、仕事のこと、そして恋愛の不安定さのなかであれこれもがく日記。つくづく恋愛って能力だと思う。あたしにはできないー笑ー、不確実性、コントロールできなさ、耐えられないや。いろんな時に幸福を感じる違いがあると思うけど、目の前にやるべきことがあって、それができそうなことが幸福なあたしには、恋愛対象という他人の気まぐれに依存して、できそうかできなさそうかわからないことを続けられないや。

2019/02/11

こかち

ノーカバーで電車で読むのが恥ずかしいタイトル。職場のデスクで読むのも恥ずかしいが、隙間時間しか読書時間のない私は、デスクでパンを齧りながら読みましたよ。でも、タイトルから想像するようなラブリー話ではなく、基本鬱めのトーンだった。今となっては日記中の「彼氏」がいにお氏であることを知っているので、二人を想像しながら読んでしまう。大人になってもこんな風に全力で恋するんだな。鳥飼さん、可愛いもんなぁ~。

2019/01/10

いくみ♪

新聞でこの本を知り、衝動買い的にAmazonでポチった。読みはじめてすぐ、しんどい、と思った。この人のこじらせた考え、自分大好きな文章、こちらまで鬱々としてくる。壮大などうでもいい一人言の本。最後まで読めるか謎。買わなきゃ良かった。

2018/12/02

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