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神様の友達の友達の友達はぼく (単行本)

神様の友達の友達の友達はぼく (単行本)

神様の友達の友達の友達はぼく (単行本)

作家
最果タヒ
出版社
筑摩書房
発売日
2021-12-01
ISBN
9784480815545
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神様の友達の友達の友達はぼく (単行本) / 感想・レビュー

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ネギっ子gen

著者の書名センス好き!その書名と同名のエッセイで、<わたしが言葉を書くとき、わたしのことを書こうとか、思っていたことを書こうとはあまり思いません。むしろ言葉の勢いに任せて書くとき、わたしはわたしが知らなかった言葉に出会う瞬間があります。どこからそれが出てきたのか、どうしてこのタイミングで出てきたのか、わからない、というような言葉が出たとき、わたしはわたしを脱ぎ捨て、言葉そのものになれた気がするし、そういう言葉でなければ、読んだ人が、自分でも気付いていない意識の底まで届くことはないように思う>と。だよね。⇒

2022/02/07

いちろく

著者自身の考えや思いが綴られていた一冊。内面への感情のベクトルが、文字というカタチで外面へのベクトルとして変わっていく感覚が好み。ズレている段落遣いに、文字のブレ、横書きなども、意図して構成されているはずなのに、わざとらしさをそれ程感じなかったのも独特だった。そんなカタチによる表現でもあるのだろうな、と。最後のページをめくったら内容が全て消えていくような、残らない事、も魅力。

2022/02/09

水色系

エッセイ集。「繊細な人」を読んで、最果さん、いてくれてありがとう、と思った。それと装丁が好きです。文中の独特な段落分けも一デザインなのかな。

2022/02/13

ころちくわ

相変わらず読みにくい。だけど読みたくなるのは何故だろう。日本語に文字があって良かった。文字でしか表現出来ない人だから。歌の詩はメロディと同時に入ってくるから理解できるのかな?今回はエッセイだが、最果さんの詩は何回も読んで咀嚼しなければ理解できない。それでも理解できないと、まっいいか、と先に進んでも気にならない。小説ではこういう訳にはいかない。大学の入試問題にエッセイが使われて、本人と予備校の解答が違うなんて面白い。所詮、入試はテクニックでしかない。これでいいのか、日本。

2022/04/18

ジュール

タヒさん友達いなくても孤独ではない。仕事ではうまくコミュニケーション出来ても人付き合いは苦手。だれかの「黒歴史」になりたいというのはよくわかる。まだ私の黒歴史ではないが。食エッセイのもぐもぐ、このエッセイと読んだのでまた詩に戻ろう。

2022/06/23

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