買えない味
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買えない味 / 感想・レビュー
まさ
読むとやっぱりきちんとした食事をしたくなる。食材にしても道具にしても。箸置き1つから。"なんでもない顔"をしているものたちが活躍できると美味しくなるのだなぁ。日々丁寧な暮らしをすることが一番ですね。
2023/05/27
ゆき
平松さんのエッセイの感想を読書メーターで読んで、興味出て借りた本。ありがたいです。フードジャーナリストの著者で、文章がとてもすてき。「まるで春の海だった。-中略- 若草色、朱鷺色、珊瑚色に桃色…優しげに混ざり溶け合って、ほわんとおだやか。いつもの和菓子屋の軒先に、春の海が柔らかくたゆとうていた。萌葱色のきんとんと桜色のういろう。」165Pより引用。情景が目に浮かぶようです。鉄瓶で沸かした白湯の美味しさを書いている一編がお気に入り。鉄瓶は錆びないように扱うのが難しいけど、いつかチャレンジしたい。
2015/05/10
てまり
こだわるということは自分できっちりと線を引くということなのかと思う。そのきっぱりとした心意気に魅かれた。豆皿、蒸籠、お櫃・・・欲しくなりました。
2011/02/20
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
平松さんの日常の一コマを綴ったエッセイ。いきいきと家事にいそしむ平松さんの姿が思い浮かびます。私なりのこだわりのキッチン用品を探してみたくなりました。★★★★
2009/09/09
アールグレイ
面白かった!日常のなかの、言葉にならないようなちょっとしたことを丁寧にとりあげられているのが良い。こういう暮らしをしてみたいなと思って、最近は読んだことをできるところから真似している。ゆくゆくの目標は鉄瓶でいれた白湯を飲むこと、そして蒸籠で蒸し野菜を作ることかな。
2019/04/29
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- 出版社
- 光村図書出版
- 発売日
- 2023-06-26
- ISBN
- 9784813804383