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買えない味

買えない味

買えない味

作家
平松洋子
出版社
筑摩書房
発売日
2006-05-01
ISBN
9784480816467
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買えない味 / 感想・レビュー

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ゆき

平松さんのエッセイの感想を読書メーターで読んで、興味出て借りた本。ありがたいです。フードジャーナリストの著者で、文章がとてもすてき。「まるで春の海だった。-中略- 若草色、朱鷺色、珊瑚色に桃色…優しげに混ざり溶け合って、ほわんとおだやか。いつもの和菓子屋の軒先に、春の海が柔らかくたゆとうていた。萌葱色のきんとんと桜色のういろう。」165Pより引用。情景が目に浮かぶようです。鉄瓶で沸かした白湯の美味しさを書いている一編がお気に入り。鉄瓶は錆びないように扱うのが難しいけど、いつかチャレンジしたい。

2015/05/10

てまり

こだわるということは自分できっちりと線を引くということなのかと思う。そのきっぱりとした心意気に魅かれた。豆皿、蒸籠、お櫃・・・欲しくなりました。

2011/02/20

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

平松さんの日常の一コマを綴ったエッセイ。いきいきと家事にいそしむ平松さんの姿が思い浮かびます。私なりのこだわりのキッチン用品を探してみたくなりました。★★★★

2009/09/09

マカロニ マカロン

個人の感想です:B+。「こと器を愛することにかけては人後に落ちぬ」平林洋子さんが食について書いた本。「買えない味」とは「金に糸目はつけんぞ」と騒いでも決して買うことも出合うこともない味。毎日の台所で作られるその家、その人なりの料理や食材、醤油の一滴の掛け具合などを意味している。食材、調理器具、調理法、食器、食事の思い出などについて書かれており、読んでいるうちにこんな豊かな食生活をたまには味わいたいものだと、日ごろの自分の食に深く反省。今度ナスやトマトのヘタの苦み・えぐみも味のうちというのを味わってみよう。

2014/01/30

“食”は口に入れる食材だけじゃないんだなぁ、と改めて思わされるエッセイ。押しつけがましくない、すっきりとした文章で語られる平松さんの食への視点が気持ち良い。食卓の様子、使われる道具、季節、心持ち…一つ違えば同じ味は繰り返されない。だからこそ1回味わったあの味が忘れられないのだろう。

2015/03/29

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