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島暮らしの記録

島暮らしの記録

島暮らしの記録

作家
トーベ・ヤンソン
冨原眞弓
出版社
筑摩書房
発売日
1999-07-01
ISBN
9784480837059
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島暮らしの記録 / 感想・レビュー

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ゆのん

トーベ・ヤンソンが画家である母親とアーティストで友人のトゥーティと共に島で暮らした時を綴ったエッセイ。島を探し、小屋を建て、そこを出るまでの記録。岩だらけで、強風が吹き付ける場所は過酷な場所に思えるが3人はそこでの生活を楽しんでいる。特に小屋の建築は興味深く面白かった。せっかく運んだ資材が強風で綺麗に持っていかれたり、人間関係に軋轢が生じたり…。最後まで住み難い場所に思えてしまったが芸術家である3人の感性には非常に響く体験であった事が文章から伺えた。

2018/10/09

ぶんこ

小林聡美さんの本から図書館予約した本です。 ヤンソンさんの本を読んでいないので初読みです。島暮らしとありますが、本当に小さな石ばかりの岩礁?に小さな家。厳しい自然。読んでいて「信じられない」との驚き満載でした。最後の方で北欧人の夏の過ごし方は水辺でボートを使っての暮らしが最高とあったので、日本人との価値観の違いに愕然としました。私も水辺で夕暮れをボート上から眺めるのが好きですが、こんな厳しい自然環境の中での生活には1日として我慢できないでしょう。ヤンソンさんも凄いですが、彼女のお母さんがすごかった。

2016/02/25

市太郎

タイトル通りであるが、トーベ・ヤンソンが孤島に家を建てる時からの記録が淡々と綴られている。解説によると作家らしく多少のフィクションも混じっているようだが、どの辺りがそうなのか私にはわからなかった。そう言われればそうかもしれない程度。雰囲気としては終始穏やかで特に事件、事故なども起こらないのだが、何でもないような事が叙情的に感じられる文章は良い。巻末の島の全景写真を眺めて、この孤島に暮らす事は何かから逃れるのではなくてむしろ何かに囚われようとしているかのように海に囲まれている様子に少し哀しくなった。

2014/01/25

14番目の月

なんか凄い生活。 ムーミンの物語に出てくる荒れた海辺の風景が浮かんでくるような、寒々とした読後感。

2018/05/23

ソラ

トーベ・ヤンソンの著作は、恥ずかしながら一冊も読んだことがないのだが、ムーミンシリーズから受ける印象では、自然と共に生きている筆者の姿が浮かんできて、気になっていた。読み友さんの感想から、その世界観を覗いてみたくて読んでみたのだが、厳しい意自然と向き合いながらも、そこから受け取る豊かな贈り物を、大切にしながら生きていく事の尊さが述べられていると感じた。島で生活する事は、不便で困難なこともあるだろうが、それを苦とせずに、楽しみをもって、親しい人々と分かち合える事が羨ましい。こんな生き方をしてみたいなあ

2015/06/10

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