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人間関係を半分降りる: 気楽なつながりの作り方

人間関係を半分降りる: 気楽なつながりの作り方

人間関係を半分降りる: 気楽なつながりの作り方

作家
鶴見済
出版社
筑摩書房
発売日
2022-07-01
ISBN
9784480843241
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人間関係を半分降りる: 気楽なつながりの作り方 / 感想・レビュー

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けぴ

p200 「私は私の人生を生き、あなたはあなたの人生を生きる。わたしがこの世界にいるのは、あなたの期待に応えるためではなく、あなたがこの世界にいるのは、私の期待に応えるためではない。あなたはあなた、私は私。」ガチガチの人間関係でなく、緩い人間関係を築いて気楽に生きようという趣旨の本。相互監視のムラ社会から欧米的な個人主義へ。これは自分勝手にしろと言うことではなく、相手を尊重すると言うこと。良書でした。

2023/03/11

青木 蓮友

鶴見済さん、恩人です。あの完全本で当時どんなに気が楽になったことか。そしてこの本もおなじ眼差しで書かれていて、またしても弛めてもらいました。おそらく鶴見さんとかなり似ているのかもしれません、共感どころか「わたし、言いましたっけ」みたいに何回もなって。子どもについても欲しかった言葉に畳みかけられて、親に言われてきたことについても「そう、結果そういうことですよね」とか。あまりに真面目で真剣だったという表現に思わず泣けてきてしまいました。どうやらわたしは鶴見さんより淋しがりではなくて、人間が嫌いかもしれない。

2024/02/07

小鈴

PhaのTwitterで鶴見さんが過去について語るのは珍しいと書いてあり、気になり読みました。完全自殺マニュアルや人格改造マニュアルのイメージが強く、サブカルで斜に構えた人だと思っていたのですが、むしろまったく逆で超真面目。こんなに真面目だと疲れるだろうな思いました。社交性不安障害を抱えている。真面目な人こそ読むことをオススメします。58歳の鶴見は家庭・学校・会社しかない時代だった。彼は先駆けて「もう一つの選択肢」を作り続けた人なのは間違いない。鶴見の若い頃と比べたら私達は選択肢が増えている。先人に感謝。

2022/08/11

aloha0307

距離が近すぎたり閉鎖的な人間関係から離れ、もっと気楽に生きよう☝️と提案 「友人・家族は素晴らしいもの」という"常識"に ホントにそうなのか と一石を投じています。納得❗

2022/11/10

T

読書会でのおすすめ本。『完全自殺マニュアル』は中学生の頃に流行っていて、読んでいるとかっこいいとされていたけど、ピュアだった私は読んだことがなかった。その著者が、今度は生きていくための希望の本を書くなんてかっこよすぎる。人によっては厭世的で暗いと思ってしまうのかもしれないけど、私も穏やかな家庭出身ではなかったのでずっと頷きっぱなしだった。私のような人間には、この本に書いてあることは救いだ。光を当て過ぎれば闇も濃くなる。眩しすぎるとき、暗がりが目にちょうどよい時だってあると思う。

2023/12/13

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