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江戸のなかの近代―秋田蘭画と『解体新書』

江戸のなかの近代―秋田蘭画と『解体新書』

江戸のなかの近代―秋田蘭画と『解体新書』

作家
高階秀爾
武塙 林太郎
養老孟司
芳賀 徹
成瀬 不二雄
河野 元昭
出版社
筑摩書房
発売日
0000-00-00
ISBN
9784480857293
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江戸のなかの近代―秋田蘭画と『解体新書』 / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

卒論の参考資料。死者を描いた幽霊画と無惨に死にゆく人を描いた無惨絵の写実性に注目していたら「元禄日本錦 み村松三太夫高於 顔面の皮膚剝取」では顔の筋肉が、「魁題百撰相』では切り落とされた首から見える血管や骨、切腹した腹から漏れ出る腸、鬱血が生々しく、描かれていることに気づきました。それに蘭学での解剖学が影響を及ぼしているのではないかと思って調べました。求めていた答えは得られませんでしたが、違った観点を得られました。(コメントに続く)

2014/10/30

Meroe

そうそうたる顔ぶれによる、秋田蘭画と『解体新書』の思想的・社会的背景から世界史的影響にまでわたるシンポジウムをベースとした論文集。写生するとはなにか、「有用な絵」とはなにか。これをたたき台にしていまではもっと研究が進んでるのかな。

2012/01/30

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