KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

かの悪名高き: 十九世紀パリ怪人伝

かの悪名高き: 十九世紀パリ怪人伝

かの悪名高き: 十九世紀パリ怪人伝

作家
鹿島茂
出版社
筑摩書房
発売日
1997-06-01
ISBN
9784480857460
amazonで購入する

かの悪名高き: 十九世紀パリ怪人伝 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

春ドーナツ

藤原書店版「幻滅」(バルザック)には副題がついている。「メディア戦記」・・・19世紀巴里は活字媒体揺籃の地であった。上記ワードにピンと来たら「新聞王ジラルダン」と共に一読されたし。目次を抜き書きすると「オペラ座の蛸博士―ドクトゥール・ヴェロン」「情報の王様―アヴァス」「風刺共和国のオルガナイザー―フィリポン」「大衆紙の帝王―ミヨー」「『フィガロ』の肥満プリンス―ヴィルメサン」**オノレ&茂コンビの「ジャーナリズム博物誌」(新評論)も同時代人の証言として後日読みたい。報道活動の内容ではなく構造に興味がある。

2018/12/22

感想・レビューをもっと見る