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図説人体博物館

図説人体博物館

図説人体博物館

作家
荒俣宏
出版社
筑摩書房
発売日
1995-10-01
ISBN
9784480860415
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図説人体博物館 / 感想・レビュー

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みーなんきー

実際の人体の輪切りの写真や、本物にかなり近い内臓の模型など。とにかく息を止めて凝視してしまうような写真がたくさんあった。興味深い、気味悪い、びっくり、そうだったのか!?という思いが繰り返される。遺体を解剖し、人目にさらす事が死者への冒涜では無いか、という議論はいつの時代でもあるが、それならどうして医学が進歩しようか?と養老孟司の反論もある。全てを含めて、面白い本です。

2014/08/23

戸塚こだま

プラスティネーション標本の写真と説明、解剖学絡みのエッセー、養老孟司のポエムが載っている本。製作方法について淡々と書いてある巻末のテキストが、しかし実際的で面白い。「スライス標本を扱うにはポテトフライ用の器具が便利」

2015/07/09

コモヒ

食事中に読んではいけません。つーかそもそも飯食いながら本読むなっちゅう話やけど。食前・食後も要注意かなぁ。これは素人が読む本やないのかな?プラスティネーションのやり方が書いてあるけど、誰がやんねん!土台が手に入らんわ!犯罪なるわ!私は本当の事が知りたいと常々思ってるけど、この本には本当の事しか書かれていないんだけど、やっぱ本当の事ってしんどいな!と早くも挫折しそう。子供の頃筋肉の図を見るのが大好きやったけど、甘かったな。人体って、骨、筋肉、血管、内臓そして本当は皮と脂肪とか色々って当たり前の事を思った。

2014/11/14

Meroe

プラスティネーションによる人体標本の写真集がメインで、それに加えて解剖学の歴史についての簡単な説明、プラスティネーション標本はどのように作られるかの説明もある。人体=死体を切り開き、そして眺めるとはどういうことか、章の書き手によって少しずつ態度が異なるのも面白い。

2012/01/29

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