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いちから聞きたい放射線のほんとう: いま知っておきたい22の話 (単行本)

いちから聞きたい放射線のほんとう: いま知っておきたい22の話 (単行本)

いちから聞きたい放射線のほんとう: いま知っておきたい22の話 (単行本)

作家
菊池誠
小峰公子
おかざき真里
出版社
筑摩書房
発売日
2014-03-15
ISBN
9784480860798
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いちから聞きたい放射線のほんとう: いま知っておきたい22の話 (単行本) / 感想・レビュー

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rico

サイエンスやってる知人からの推薦本。確かにベクレルもシーベルトもわからず、グダグダ言ってても・・・。ということで、わかったかと言われれば自信はないけど、少なくともむやみに忌避するのは「違う」ということは理解できたと思う。多分・・・(汗)そして本当の問題は科学的なファクトではなく、それを扱う「人」にあることも。リスクに向かい合わず「ないこと」にするのは、徒らに恐怖をあおることと同じくらい罪深い。果たして人類は、有用だけどやっかいな原子力を扱う資格があるのか。「正しく怖がれる」よう、本書を手元においておこう。

2019/03/15

ぐうぐう

放射線被曝については、専門家の中でも意見が分かれている。その曖昧さが、原発推進派と反対派、それぞれの思惑が導く答えへの道具として都合よく解釈もされていく。とはいえ、物理の基本を学び、知ることで、どうしても譲れない科学的常識というものが存在するのも事実だ。それは、推進VS反対という、思想の対立が起こすバイアスに曲げられることのない、確固たる事実である。本書は、放射線に関する基礎的な知識、そしてデータの蓄積をもとにした放射線被曝の常識を、易しい言葉でわかりやすく解説している。(つづく)

2014/05/26

田氏

著者、菊池氏が知人の知人だった。小峰公子さんは知人の知人の知人ということになる。もし小峰さんがケヴィン・ベーコンだったら私はベーコン数3をゲットできる。そんなことはどうでもええねん、放射線や放射線。ほう、しゃーせん。ええかげんにせえ。そない言われたかて、あたしゃ阿呆やさかい、放射線のほんとう言われても、ほんとうがほんとうにほんとうかわかりまへんし。あんたはほんまもんの阿呆やのう、ええか、ほんとうなんて簡単に手に入るものやおまへん、せやからほんとうを求める意志がほんとうなんや。ほう、しゃーせん。もうええわ。

2018/07/27

Yuri Mabe

放射性物質について、誰でも理解できるよう書かれたガイドブック。放射線・放射性物質とはなにかという基本的知識、ベクレル・シーベルトの単位解説、放射線の人体への影響を対話形式でわかりやすく説明している。ここに書かれていることはいかなる放射線物質に関連する議論の前に、科学という共通の視点から共有されるべき最低限の情報だと思う。また純粋に、先端物理学への興味をそそられるテーマでもあった。

2014/09/16

Humbaba

放射性物質は危険なものであり、何も考えず被曝すればマイナスの方が多い。しかし、全く被曝せずに暮らすなど、日本でどころか地球上で不可能である。危険に対して回避しようという姿勢は必要だが、適切に対処するためにはまず知識を持って道防げるかを知ることが大切である。

2014/06/26

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