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珍世界紀行

珍世界紀行

珍世界紀行

作家
都築響一
出版社
筑摩書房
発売日
2004-03-25
ISBN
9784480876171
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珍世界紀行 / 感想・レビュー

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ネオ

初読み図書館本。情報量が多いが、字が小さくて読むのが疲れる。写真だけみていても楽しめる。というか気持ち悪い。著者のコメントが辛口なのが小気味よい。

2017/05/30

Roy

★★★★★ おぞましくも素晴らしい、ブラックでマイナーなヨーロッパ観光案内。蝋人形での拷問シーンや鬼畜暴力、エロス、病理、カタコンベなどの展示紹介。中にはグロテスクで吐き気をもよおしたり寒気がしたりする、心臓に悪い写真が何点もあるが、そこには決して幻想ではない、人間達の闇の部分が写し出されている。それらは欲にまみれた愚かさの骨頂や強い信仰心から成ると思うが、何故か「美」を感じずにはいられなかった。リトアニアの十字架の丘に興味を待った。

2008/12/18

4fdo4

ヨーロッパ各地の蝋人形館を主とした奇妙な博物館、美術館紀行。グロいのが苦手な人にはお勧めできない。蝋人形ならまだ偽物と覚悟して見れるが、中には本物もある。本物。ダークツーリズムとしての博物館。実際に訪問したらこちらの方が段違いに重いだろう。文章が軽めなのでさらっとはしているが、これだけ調査するのはとてつもない労力だったろう。

2023/06/10

5〇5

もうやだ。性愛、暴力、病理、奇形、解体などの写真が満載で、エロ・グロ・キモ・コワ強めよぅ。でも、怖いもの見たさの心理をくすぐるわねぇ。怪しくて、気味が悪くて、怖い非日常的なものを見た後に日常にもどって、解放感や安心感を楽しみましょう。

2023/08/06

DEE

前半は拷問やら暴力やらが中心なのでグロめ。 本物の拷問器具が並んでたら、間違いなく絶句してしまうだろうな。 蝋人形のリアルさが不気味。 後半はわりとユルめの展示が並ぶ。 世界には色々な物が展示されていて、それをまた楽しむ人間がいるんだなと感心する。

2017/12/30

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