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おともだち (新装版) (単行本)

おともだち (新装版) (単行本)

おともだち (新装版) (単行本)

作家
高野文子
出版社
筑摩書房
発売日
2015-06-25
ISBN
9784480888075
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おともだち (新装版) (単行本) / 感想・レビュー

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鱒子

ノスタルジーたっぷりな短編漫画。1983年に出た作品集の新装版。大正時代の日本や50年代のアメリカが舞台で、発表当時から既にレトロな作品だったと思います。少女向きでストーリーはシンプルですが、高野さん独特のセンスにすっかり魅せられてしまいました。

2021/07/24

yumiha

絵の雰囲気が昭和初期である。いや大正かもしれない。文語表現まで混じっている。逆に新鮮な感じがした。しかし発行は、2015年だ。『春ノ波止場デウマレタ鳥ハ』の少女たちの心模様は、今も同じ。また、大胆で工夫された構図に目を奪われた。

2017/02/27

みなみ

BOOK AND BEDで読みました。不思議な雰囲気を醸し出します。お話はなんとなく寂しい感じ。でも、こういうお話好きだなぁと思いました。ファッションがレトロでおしゃれで可愛かったです。

2017/08/15

野のこ

大好きな「るきさん」とはまた違い、時代を感じる味わいのある絵も魅力的で、美しいタッチにうっとり。「春ノ波止場〜」和洋折衷なお家や着物の柄がオシャレ。少女の心模様が表情も表れていて特に露子と笛子の踊りは息をのむほどでした。窓には明かりが灯り、子供達が笑顔に慣れてほんとうに良かった。「ボビーとハーシー」自転車に二人乗りをしてボビーが入道雲を背に言うセリフに胸キュン。バナナにピーナッツバターのパン、ママはバナナとブラシと間違えちゃう。なんかアメリカって感じ。車屋さんはハンサムで素敵でした。

2017/01/29

mm

女学校に袴でで通う女子学生とか、アメリカングラフィティーみたいな高校生とか、その辺りは素材だけで絵になりますね。大人になる前の女を、そのまま扱うのは難儀です。複雑すぎて絵にならない。だから、ある形に押し込めた方が可愛くなる。

2019/12/05

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