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経済学は役に立ちますか?

経済学は役に立ちますか?

経済学は役に立ちますか?

作家
竹中平蔵
大竹文雄
出版社
東京書籍
発売日
2018-01-25
ISBN
9784487808519
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「経済学は役に立ちますか?」のおすすめレビュー

『経済学は役に立ちますか?』その真相を竹中平蔵と経済学のスペシャリストから学ぶ

『経済学は役に立ちますか?』(竹中平蔵・大竹文雄/東京書籍)

 今も昔も経済学に関するさまざまな書籍が出版されてきた。そのいくつかは実際に手に取り読んだことがある人もいるだろうが、果たしてその内容がどれだけ役に立つのか疑問を持つ人が多いはず。かくいう私もそうで、経済学は経済界や政界のお偉い方だけが学んでいればいいものと思っていた。

『経済学は役に立ちますか?』(竹中平蔵・大竹文雄/東京書籍)は、そんな疑問にストレートに答える1冊だ。経済財政政策担当大臣・金融担当大臣など、政界の要職を歴任した竹中平蔵さんと、大阪大学教授で経済学のスペシャリストの大竹文雄さんが対談形式で経済学をテーマに日本のあれこれを語っている。

■「経済学は役に立つの?」その答えはズバリ――

 いきなりだが、もうズバリ答えを言いたい。経済学はどう役に立つか。世の中で起きていることが把握できるようになり、それについて自分の意見でエキサイティングに議論できるようになるのだ。

 たとえば長い間日本を悩ませ続けるデフレ問題。そもそもデフレ(デフレーション)とは、物価の上昇率がマイナス、ゼロ、ま…

2018/4/19

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経済学は役に立ちますか? / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

kawa

今の日本の経済状況や経済学の座標位置を確認できるという意味で、刺激的な良書だとは思う。しかし竹中先生、クリアー過ぎて逆に?と思われてしまうのだろうな。かくなる上は、アンチ竹中派の論客とガチで白黒を議論して欲しいな(相手が出てこないか?)。

2018/04/11

hk

学問において理論と現実が食い違った場合には、理論を手直しするのが定石である。これについては当然じゃないかという意見が九分九厘のはずだ。ところが経済学という伏魔殿においてはこの常識がまるで通用しない。経済学理論が世の中における現実と合致しなかった場合には、なんと現実の方を修正しようとするのだ。例えば日本経済がアメリカの主流経済学では説明できなかったため、2000年代初頭から規制緩和(現実の強制変更ですわな)を強行して理論と現実を力づくで一致させようとした。そのあおりで我々は塗炭の苦しみを味わっているのだ。

2018/05/13

うるの

とても興味深く読みました。世の中のことをちゃんと理解するためには経済学的な視点もとても大切だなぁということをひしひしと感じました。その他にも、政策決定の現場の話や経済対策、長時間労働の問題や教育の問題など現代の課題についていろいろと対談されています。専門用語などもありますが、全体的にはとてもわかりやすく読みやすい内容です。行動経済学への興味も高まり、よい読書ができたなぁと感じています。

2019/05/18

乱読家 護る会支持!

富の再配分を放棄したアメリカ。非効率な富の再配分を続ける日本。機能麻痺状態の日本の政策委員会。 日本がデフレから脱却できない理由。価格メカニズムは機能しているのか?働き方改革。日本の移民問題。日本の教育の課題。メディアに欠落する経済リテラシーなど。。。 個々人や社会全体の合理性を研究するのが経済学。しかし、現実社会は、非合理な事象ばかりが目立つ。個人や、部署・部門単位での合理はあっても会社全体や国全体では大きな損失をしている場合が多い。。。 という事で、、、皆さん、経済学を学びませう!!

2018/05/09

mm71

対談形式で読みやすく、わかりやすいです。エピソードとエビデンス。地方、高齢者優先の非効率な富の再配分を続ける日本。業界代表にはポリシーボードに入ってもらうのではなく、ヒアリングで意見を聴く。実験を繰り返して新しい制度設計をすることが必要な時代。効率的な人が活躍できて社会全体の利益が最大になるが、何となく不公平感が残る。だから、再配分のシステムが必要。奨学金の融資型は企業が投資するようなもの? 日本はほぼ完全雇用を実現しているのに賃金が上がらないのは、まだ完全雇用じゃないから??

2018/06/08

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