君の知らない方程式 BISビブリオバトル部

Aya Murakami

図書館本。 最近ちらちら名前を聞くビブリオバトルの舞台裏（もちろん表舞台もきっちり描写！）が分かる青春小説。 舞台の学校は結構個性派の学校のようですね（昔通っていた高校を思い出します）。対照的にいじめを受けていた登場人物が通っていた学校は学力も低く多様性も低い底辺校っぽい描写。不良が美化されがちな最近のメディア業界にうんざりしていた自分にはうれしい１冊でした。 タイトルのモトネタは冷たい方程式という実在（？）の書籍タイトルの模様。冷たいだけではないまだ見ぬ方程式を探すのは図書館通いや本屋巡りのだいご味。

2019/08/15

takeapple

面白かった！今回のテーマは、ラノベとマンガとのことだけど、「いじめ」だってそうだと読めた。このシリーズは、ビブリオバトルに勝ちたい人、ブックガイドを求める人、今時の高校生の実態を楽しみたい人、そして現代社会の問題を考えたい人、SFが好きな人にお薦め。今回は感度的なラストシーンで泣けてきた。さらに新たな展開を予感させるエピローグが来たら、早く続きが読みたくなる。山本先生、1年は待てません！

2017/09/16

kitten

Kindleで購入。web連載時に一度読んでるので、最後どうなるかはわかってた。この強烈なラストは、賛否が分かれそう。今回は、漫画とラノベがテーマなので、読みたいと思った作品はそれほど多くない。いや、漫画は読めるものなら読みたいけど、図書館で借りららないので。ラノベばシリーズが長いものはなかなか。読んでみようと思うのは「ラノベ部」くらい。俺妹、ラストのネタバレしてるけど、この作品自体が、俺妹のラストに対するアンチテーゼなので仕方ないのかな。評価、星3, SFに挑戦してみたい。「冷たい方程式」からかな。

2017/09/01

十二月の雀

こんな面白い小説(シリーズ)他にない。山本弘のプロ小説家の姿勢が本当に好き。憧れる。三角関係を三人関係にしちゃうのも、予想はできたが、ついにやった！って感じで感動した。もう胸がいっぱい。RＷBYのコスプレとか、狙い澄ましたかのようなキャラの配置。最高すぎる。銀くんのワイス最高すぎる。銀くんワイス最高すぎる(二回目)。さて、『ゲームウォーズ』買いにいかなきゃ…。

2017/08/26

活字スキー

読者の書痴力とボンクラ力の限界に挑む、BISビブリオバトル部第４弾。フシギちゃんを巡る恋のトライアングルでわちゃわちゃする今回は今までで一番王道青春ものであると同時に、山本先生の「俺は！愛と勇気と希望が溢れるフィクションが！大好きなん、だあああああああああっ‼」という魂の絶唱にやられ、京介のガチプロポーズを食らったきりりん氏のように涙腺が崩壊しそうだったよ(キモい)。安定した可愛さの銀くんに対し、武人はチョロいしズルいけどギャップ萌えだよなぁ(笑)。

2017/08/22