ゴルディオンの結び目
ゴルディオンの結び目 / 感想・レビュー
鐵太郎
題名「ゴルディオンの結び目」というのは、歴史上アレクサンドロス大王の逸話の中で描かれるものです。コルディアスという王が縛った複雑なロープの結び目で、これを叩き切ってアレクサンドロスが大征服王となったという。この逸話を語ったのはエリカですが、これをもとにするのなら、結び目を一つ一つ丁寧に解くような推理を積み重ねる解決場面の描写に、この言葉を使うのはおかしくないか。
2010/08/28
楓吹
随分ぎっしりとしたボリュームの本だと思った。1度では内容を把握しきれなかったけれど何回か読んだらおもしろかった。我慢しようと言いながらぱくぱくとおいしいものを食べてしまう主人公にはにやりとしてしまった。正直,一部のトリックがわかりにくかったり読んでるうちに人物が混ざってしまったりしたけれど。でも私の好きなテーマが盛りだくさんだった。
2010/11/28
Jiny
いろいろと歴史やら美術やら地理やらの知識が詰め込まれているが、全部が乱雑に混ざってしまっているような印象が残った。
2009/09/27
ももた
地理・歴史・美術史の教科書のようであり、「多数の登場人物がもつ複雑な身分や背景を記憶できるか」というテストを受けているようでもあり、キツかった~。いや、面白かったんですけどね…。
2009/08/11
小袖
すごいずっしりぎっしり感。理解しきれなかったのでまた読んでみようと思う。過去作は未読だけど主人公が魅力的で良かった。
2011/10/04
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