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泡坂妻夫引退公演

泡坂妻夫引退公演

泡坂妻夫引退公演

作家
泡坂妻夫
新保博久
出版社
東京創元社
発売日
2012-08-26
ISBN
9784488024963
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泡坂妻夫引退公演 / 感想・レビュー

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HANA

さあさあ皆さんお立会い。ここに始まるは泡坂妻夫先生一座による最後の大公演だよ。お先を飾るは亜智一郎たちによる時代劇。ミステリ色は薄いけれど読んでいるうちに空に浮かぶ雲を眺めているようないい気分になれること請け合い。続いて紋章上絵師による江戸工芸。羽織袴を仕立てたくなる事間違いなしだよ。お次はヨギ・ガンジー先生による印度魔術。あれ、先生最後の魔術の途中でどこか行っちゃった。さらにはマジシャン一団によるマジックのあれこれ、終わりには推理劇と来たもんだ。泣いても笑ってもこれが最後の大公演、さあ寄ってらっしゃい。

2013/02/19

めがねまる

第1部読了。やっぱり亜智一郎シリーズは面白い。キャラクターが立っていて、出来上がった型に沿って展開するお話も、特別じゃないけれどいつもの美味しい料理って感じで良い。逆に紋章上絵師シリーズは、マンネリが感じられて私には合わなかった。しかし、読んでよかったと思える短編集だった。

2017/08/27

なしかれー

泡坂さんの単行本未収録の短編集。このミス未読潰しの一環として。初めての作家さんなのだけれど、もう新作が読めないと思うともっと早くに知っておくべきだったと悔いが残る。ミステリ色は薄いけれど、豆知識や言葉遊び、漂う味わいある雰囲気に楽しく読了。日本人は見立てが好きという記述になるほどなと。デフォルメや擬人化なんかも得意だよなー。

2014/01/08

shiaruvy

★判定なし 第一幕,第二幕共に[2012.08.30 初版] 本屋で見つけ少々お高いが文庫化まで待てなかったので香典代わりに。 今まで趣向凝らした楽しい本読まさせていただきありがとうございました。m(_ _)m

2012/11/28

エチゴヤ

図書館で第一幕と第二幕をそれぞれ別の本として貸し出していたので、とりあえず第一幕を。子孫の現代ものは読んだことがあったけれど、亜智一郎の幕末ものははじめて読みました。

2014/03/04

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