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厨師、怪しい鍋と旅をする

厨師、怪しい鍋と旅をする

厨師、怪しい鍋と旅をする

作家
勝山海百合
出版社
東京創元社
発売日
2018-11-30
ISBN
9784488027940
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厨師、怪しい鍋と旅をする / 感想・レビュー

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ダミアン4号

中国古典の匂いがする!西遊記?紅楼夢?水滸伝?あの何とも言えない独特の雰囲気が実に心地良い(笑)厨師(コック)を輩出する村の出身の主人公が、奇妙な人物から不思議な“鍋”を借り受ける。この鍋、水を煮ただけでも美味しいスープが出来るという“魔法の鍋”けど…使わずにいると鍋が“腹を空かせて”周囲に襲い掛かるという恐ろしい“物の怪”!村で騒動を起こし、鍋を元の持ち主に返すまで帰還する事まかりならん!というお達しを受けた主人公は、各地を転々とする羽目に…戦場から富裕層の台所、果ては神様の…いわゆる連作短編集なので、

2019/05/07

はる

チラチラと私の苦手な表現が出てきてちょっと読むのが苦しかったです。あと、もっと鍋にも出番があったら良かったな~って思います。確かに鍋が暴れる表現は最初の一回だけなので鍋が暴れるって事を忘れてしまいそうでした。

2019/01/27

fukumasagami

そこがどこであろうと、斉鎌の仕事はそこにあるものを使って料理を作ることだった。炊事、飯炊きが斉鎌の仕事であり、厨師と立派な呼び名で呼ばれることもあるが、やることといったら空っぽの胃の腑を満たして満たして、ついでに鍋も満たすことだった。  もしも誰かに飯炊きと厨師の違いを聞かれたら、斉鎌はこう答えることにしている。 「食えるものを出すのが飯炊きで、美味いものを作るのが厨師だ」

2019/03/12

ゆう

初読み作家さん。さらっと不思議なものが物語に出てきて違和感を感じないのは中国が舞台だからだろうか。主人公が旅をする中で出会う人達との関わり方も淡くてあっさりしてて、それでいて縁は繋がってるみたいな感じで心地よかった。作る料理も美味しそうで、一緒に楽しく旅をした気分。 他の作品も追いかけてみたい。

2019/12/08

本の蟲

初読み作家。すごくおもしろかった。タイトル通りの内容の短編連作。舞台は古代中国で、ひょんなことから手に入れた不思議な鍋(水を煮ただけでそれなりに旨いものができる、ただし使わずにいると人を襲う)を元の持ち主に返すために流浪する厨師の話。中国の寓話と日本昔話を重ねたような不思議な印象。鍋だけではなく、不思議な逸話、動物、仙人や妖怪めいたものも登場して、厨師と縁ができていき、最後きれいに完結する。読後感も良

2019/07/21

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