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ボーンヤードは語らない

ボーンヤードは語らない

ボーンヤードは語らない

作家
市川憂人
出版社
東京創元社
発売日
2021-06-21
ISBN
9784488028404
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ボーンヤードは語らない / 感想・レビュー

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しんたろー

シリーズ4作目は、マリアに何かと利用される役回りだがイイ味だしている少佐・ジョンを主人公にした短編に始まり、漣の高校時代の切ない事件、マリアの高校時代の哀しい事件、2人が初コンビを組んだ事件の4つの話…不可解な事件を解きながら、彼らの過去が浮き彫りになるファンに嬉しい内容で、益々彼らが好きになった。前3作のような奇抜で新鮮な驚きはないが、本格ミステリ風の味付けで充分に楽しませてくれた。テンポ良い展開と笑いを織り交ぜた会話がこのシリーズの魅力だが、二人の裏付けを描き心情を加味した事で次作の期待値も上がった⤴

2021/08/16

麦ちゃんの下僕

第1話はジョン・第2話は漣・第3話はマリアの“過去”に触れる事件を…そして最終話は「マリア&漣」コンビが初めて挑んだ事件を描く、シリーズ初の短編集。各話とも登場人物が少ないので、“フーダニット”の面白さはありませんが(苦笑)…2話&3話の“ハウダニット”はかなりハイレベルで、読み応え充分でしたし…1話&最終話は“ホワットダニット”で読者を魅了するなかなか珍しい作品だと思いました。ミステリーとしては楽しめるものの、各話とも内容が陰鬱ですので読むのに息苦しさを感じることもしばしば…でも読後感は良かったです。

2021/12/21

nobby

なるほど!この構成は上手い!シリーズ第4弾は短編集。ジェリーフィッシュ後にあたる表題作でのマリア&漣との再会に「ああ、こんな感じ♬」と懐かしむ(笑)続いて赤鉛筆とレッドデビルな2篇で描かれる2人の過去エピソードのテーマは「どうして警察官になったのか?」各々のキャラらしく冷静沈着な推理と情熱的な奔放ぶりを堪能しながら、気付けば素晴らしく打たれた布石に感嘆!満を持して最終篇で為される2人の融合にまたニヤリ。最初は軽蔑し合いながらも徐々に認め惹かれ合う様子が微笑ましい。憎きアイツの征伐と思った自分は置いといて…

2021/08/09

みっちゃん

これは面白いや。あの気が合ってるんだか合ってないんだかわからないコンビ、マリアと漣の来し方と出会いが描かれた短編集。何故「あたしたちは警察官になった」のか。それぞれが重いものを背負いながら、でも「今度こそ傷ついた誰かを救えるように」優れた観察眼と直感力。そして素直じゃない態度からも見え隠れする優しき心と揺るぎない正義感。最終話のラストから第1作の事件に戻る、その構成も好ましい。

2021/11/02

みどどどーーーん(みどり虫)

( ̄∇ ̄ノノ"パチパチパチ!!良かった!おもしろかった〜!な1冊。ジョン、漣、マリアのそれぞれの過去の事件、そしてマリアと漣の出会いと初めて2人で解決した事件、とシリーズファンには嬉しい構成と内容。しかもシリーズイチ読み易い。もちろんそれぞれの事件とその真相は辛いものだけれど、特に今のマリアと漣、そしてその2人の関係を作ってきたものをこうして読めて、マリアへの苦手意識も薄れたよ。もう次作が楽しみでしょうがない。また理系じゃない脳の私を悩ませる、だけど読むのをやめられない、おもしろい長編を待ってます!

2021/09/13

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