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紙魚の手帖Vol.05

紙魚の手帖Vol.05

紙魚の手帖Vol.05

作家
石持浅海
大倉崇裕
倉知 淳ほか
出版社
東京創元社
発売日
2022-06-13
ISBN
9784488031107
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紙魚の手帖Vol.05 / 感想・レビュー

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ゆのん

特集『名探偵と名犯人の攻防を描く倒叙ミステリの最前線』翡翠シリーズや、乙姫刑事シリーズ、福家警部補シリーズは勿論、犯罪を目論む人の相談所、猫を犯人に仕立てた犯罪などかなり楽しめた。連載中の2作品、『ナルマーン年代記』スピンオフも良かった。第22回本格ミステリ大賞の選考委員書評も興味深い。第12回創元SF短編賞優秀賞受賞第一作『台北パテーベビー倶楽部』(溝渕久美子)はSFが苦手な私にも読み易く、ミステリ色もあり楽しめた。『悪魔の橋』は改めて他の著作を読まなければと思わせる。vol.5もどれも面白かった。

2024/02/04

minimu

ハーディング目当てで買いましたが、その他も面白かった! 倉知淳さんを初めて読み、もっと他の作品も読みたくなりました。福家警部補と「ギガくらりの殺人」が特に良かったです(くらり、かわいい)。石持浅海さんも、終着点がわからなくてハラハラしました。

2022/08/02

ゆうき

倒叙ミステリー特集。どれも様々な形で犯人をじわじわと追い詰めたり、犯人の心情が細かく表現されていてとても面白く読んだ。 石持浅海さんの新シリーズ、犯罪相談員が今までのミステリと違った感じで新鮮。 他に本格ミステリ大賞の選評もとても興味深く読んだし、廣島玲子さんの『小瓶の魔族』はナルマーン年代記のスピンオフらしく、ほんの数ページの短編だったが不思議な世界観をもっと覗いてみたいと思ったので、『青の王』早速購入してしまった。

2022/12/04

ツバサ

叙述トリックを題材にした特集。個人的には石持先生のダークなやり口と似鳥鶏先生の自由な感じが好きでした。共にシリーズ化して欲しいくらい。連載では坂木司先生の話が現代のコロナ禍の問題点を突きつつ、少年の葛藤と成長が楽しめて良いです。

2022/06/20

きゅうくつ

本格ミステリ大賞の選評目当て。倒叙ミステリの最前線も良かった。

2022/07/19

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