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[最新版]ミステリを書く! 10のステップ (創元ライブラリ)

[最新版]ミステリを書く! 10のステップ (創元ライブラリ)

[最新版]ミステリを書く! 10のステップ (創元ライブラリ)

作家
野崎六助
出版社
東京創元社
発売日
2011-10-22
ISBN
9784488070687
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[最新版]ミステリを書く! 10のステップ (創元ライブラリ) / 感想・レビュー

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ヴェルナーの日記

極めてオーソドックスな内容の1冊。つまり『読んで、読み込んで』、『書いて、書きまくる』だ。されどミステリーの命は元ネタとトリック。これらソースを如何に入手するのかが鍵となる。凡そミステリーのトリックは世に出尽くしたといっても過言ではない。星の数多ほどの推理小説の何れかに似通ってしまうのは、ある意味仕方がないこと。ただ、それを如何に魅力ある新鮮味を持った作品に仕上げるのか?を著者は問うている。それには取材が肝心という。インターネットから始まり、新聞・雑誌等々、あらゆるメディアを駆使して収集しろと言っている。

2016/01/17

k5

これは名著。視点や時制のところなど、文学研究書として読んでもいいと思います。ちょっと古いとはいえネタ本や取材の仕方まで紹介してくれていますし、取材した内容からイマジネーションを膨らませて実作にするところまで充実しているので、自分でも書いてみようかな、という気になります。唯一、人物デッサンの章だけスベってる感じなのですが、そこでくじけずぜひ読み通してください。

2021/08/16

へくとぱすかる

ミステリを書くためのガイドブック。しかしこの手の本はいっぱいあって、何が役に立つのかを判別することは、なかなか困難だろう。技術的なことは一通り読んだが、もちろんそれもひとつの方法であって、作家個人にとっては都合のいい方法を選んでいるのかもしれない。ひとつの参考として読ませていただいた。文中に引用されているいろいろな作品の断片を見ると、そちらの方を読んでみたくなる。というわけで、読むための本のガイドブックとしての役割を期せずして担っている本でもある。

2014/11/12

にがつ

買った勢いで全部読んでしまえばヨカッタ…。ミステリの創作についての本。ミステリは読むのも書くのもしないけど、ミステリじゃない物語を書くのにも役立ちそうだった。引用されてる本も興味深い。やっぱり書くっていうのは、無駄なものがものをいうのに違いないなーと思った。とりあえず時々新聞買って切り貼りしはじめた。

2014/03/18

おちこち

ミステリ評論としても面白いと思う。視点と時制の話が特に良かった。

2012/03/21

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