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十二章のイタリア (創元ライブラリ)

十二章のイタリア (創元ライブラリ)

十二章のイタリア (創元ライブラリ)

作家
内田洋子
出版社
東京創元社
発売日
2021-01-28
ISBN
9784488070816
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十二章のイタリア (創元ライブラリ) / 感想・レビュー

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KAZOO

内田さんのエッセイです。この方の本はいくつか読んでいるのですが非常に読みやすく一つ一つが物語のような感じを受けます。イタリア語を習ってから就職するにも大変であったということを初めて知りました。当時はあまりイタリア語を必要とする企業はなかったのでしょう。ただそれをものともせずにイタリアに飛び込んで今のような役割を果たしておられるのは大したものなのでしょう。このエッセイには12の章がありますが、それぞれ本に関するものになっています。

2022/04/22

minami

エッセイなのに小説を読んでいるみたい。そしてイタリアの街を歩いている気分。文章が思慮深く落ち着いている感じだから、静かにどっぷりイタリアに浸ることが出来た。著者は大学時代にイタリア語を学び、イタリアに留学。遂に居を構えて通信社を立ち上げる。とにかく行動力が凄い。人とどんどん知り合って、人の輪が大きく広がる。異国の地で、なんて逞しいんだろう。そして十二章めの「本から本へ」が既視感あると思ったら、「モンテレッジォ小さな村の旅する本屋の物語」に繋がっている。何だか嬉しい。人や本、イタリアへの愛が強く胸に響いた。

2022/04/09

TSUBASA

イタリアの通信社で働く著者が40年余りを回顧する十二章のエッセイ。歴史深い町並みや想像するだけで生唾が出そうな食事などイタリアの風景って本当に魅力的。いつか行ってみたいもんだ。水の都ヴェネツィアとはいうけども、大衆出版の原点であり15世紀から欧州の出版業界を牽引してきた紙の都だったということを初めて知った。しかし近年は新刊書店が数件ある程度になってしまったとのことで、歴史ある街でも書店は姿を消しつつあるのだなと思うと寂しいものがある。本書に出てきた古書店には頑張ってもらいたいなぁ。

2021/02/23

kashiha

新刊コーナーで試し読みし気になって。内田洋子氏の本初読。最近本屋で見かける「緑の髪のパオリーノ」の訳者。そちらも気になってた。著者は大学でイタリア語を学んだが、日本に仕事がないため、イタリアで通信会社を起こした。そのことやイタリアで出会った人々、出来事が書かれている。最初のエッセイ「辞書」から、筆致は穏やかで丁寧に言葉を追うことができる文章で読みやすい。するすると読んでしまう。イタリアの各都市の思い出も書かれている。ヴェネツィアの冠水や迷路のような街並み、古書屋についての最後のエッセイも心に残って読了。

2021/02/07

ikedama99

久しぶりに読み終えるのがもったいないと思えた本。1節を読むだけなら5分もかからないかもしれないが、そんなに慌てて読むのはもったいない。イタリアを味わう、人や物や出来事、雰囲気を味わいたければゆっくりかみしめるように読む本だと思わせてくれる。この中にはモンテレッジオの話もある。・・気になった話は、「絵本」、「巡回朗読」・・だろうか。でも、また読み直したい。人の出会いって不思議なものだ・・。それにしても・・、塩野さんといい、山崎さんといい、須賀さんといい・・・イタリアに魅かれる女性作家の面白さ・・・。

2022/01/16

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