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不吉なことは何も (創元推理文庫)

不吉なことは何も (創元推理文庫)

不吉なことは何も (創元推理文庫)

作家
フレドリック・ブラウン
越前敏弥
出版社
東京創元社
発売日
2021-09-21
ISBN
9784488146245
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不吉なことは何も (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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本木英朗

アメリカのミステリ作家のひとりである、フレドリック・ブラウンの作品のひとつである。俺は旧版で1回だけ、2002年に読んでいたが……。ふたりの探偵の目前にいて、しかも彼らの目に留まらなかった姿なき殺人者とは? 首輪に「われこそは殺されし男の犬なり」というメモが挟まれていた、毛むくじゃらの犬の秘密とは?など短編10編+名作中編「踊るサンドウィッチ」を収録。さすがは訳者・越前先生である。もちろんブラウンも、だけれどね。2回目であるがぜんぜん分からなかったよ。またいつか読もうと思う。

2021/11/12

Kano Ts

フレドリック・ブラウンはやはり素晴らしい!短編はアイデアと起承転結のキレが最高。ラストの中編も良かった。読みたかったブラウン節を堪能することができて嬉しい。「よいナイトに、よいナイトを」「不吉なことは何も」が特に好み

2022/04/16

Ayah Book

ミステリ短編集。どれも面白く気に入りました。特に保険外交員のスミスさんがデキる奴過ぎてかわいかった。他の作品もあるらしいので読んでみたい。後は中編の「踊るサンドイッチ」がやはり良かった。ネオンサインのトリックも良いし、心が暖かくなるようなラストが秀逸だ。「不吉なことは何も」のような皮肉な話もあるが、全体的に微笑ましく読後感がいい短編集だった。

2024/01/15

まさ☆( ^ω^ )♬

面白かった。少し前に読んだ「真っ白な嘘」も面白かったが、本作は更に面白かった。「生命保険と火災保険」「姿なき殺人者」の保険外交員スミス氏のシリーズは最高。他の短編もあるそうなので読んでみたい。表題作「不吉なことは何も」も面白い。一番好きなのは中編「踊るサンドイッチ 」でした。ラストはほっこりして気持ちの良い読後感でした。

2022/05/19

ねむ

フレドリック・ブラウンのミステリ短篇集。短篇ゆえかどの作品も日常に潜む事件という感じで派手さはないけれど、それが逆に等身大の物語としてしっくりくる。原書は1960年刊行ではあるけれど特に古さを感じさせないのも、人間の基本的な暮らしに根づいた作品群だからかな。楽しく読みました。

2023/01/14

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