KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

生者と死者に告ぐ (創元推理文庫)

生者と死者に告ぐ (創元推理文庫)

生者と死者に告ぐ (創元推理文庫)

作家
ネレ・ノイハウス
酒寄進一
出版社
東京創元社
発売日
2019-10-30
ISBN
9784488276119
amazonで購入する Kindle版を購入する

生者と死者に告ぐ (創元推理文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

中原れい

やっと読めた好きなシリーズ。今回は犯人が強い意志を持って目標の人を次々射殺していくのは読むとはっきりわかるのに、作中なかなか知れないので都市の混乱も起きるパニック風味が加わり、刑事チームにかなりのプレッシャーを与えた。推理する隙も与えられないなかピアの違和感とオリバーの執念で解決するも、沢山殺された!犯人が手記と違うことをするのもやむをえないとわかったり刑事仲間にダメ助っ人が来てたりとあいかわらず不安定な要素も満載。前回の顛末とピアの披露宴もあるお得版w

2020/06/19

goro@80.7

クリスマス直前に起こった狙撃射殺事件。連続して起こった事件は無差別ではなかった。ピアも旅行をキャンセルしてオリヴァーと事件に当たるけど犯人を捕まえきれない。背後に見え隠れする臓器移植での不正。追い込まれる警察に使えない分析官、疲弊してゆくピアとオリヴァー。前作とはまた違った闇だった。事件解決よりも彼女を作るのが早いんじゃないのかオリヴァーと思いつつも続きが気になるシリーズです。

2019/12/22

のぶ

自分の好きなシリーズだが、今回も大変面白く読むことができた。本作は連続スナイパーの話。オリヴァーの管轄する管内で犬の散歩中の女性が射殺された事件に端を発する。翌日、森に建つ邸宅で、女性が窓の外から頭を撃たれて死亡。数日後には若い男性が心臓を撃ち抜かれた。その後も連続殺人事件は続き、オリヴァーとピアは捜査に当たるが、容疑者が浮かび上がるのに合わせ、背景に臓器移植の問題があることが浮かび上がってくる。オリヴァーの調子もどうにか回復し、安心して読み進めることができた。今後の作品にも期待します。

2019/12/11

papako

ピア&オリヴァー最新刊。満喫しました!今回は臓器移植。射殺事件が連続で発生。一見無関係に見えた被害者たち。その関係が明らかになるとスナイパーの目的が見えて来る。しかし臓器移植に関わった不正行為から口が重い関係者。後手後手にまわるピアたち。次々に殺される被害者に、怪しい容疑者たち。今回もクソ野郎でした。自分達の名声と成果の為には人を人とも思わない医師。最後は裁かれてよかった。父親の真実に目を逸さなかったカロリーネ。捜査を掻き回したネフや、ピアの妹キムなど活躍?ピア!お幸せに。しかしオリヴァー!またか!

2019/11/01

星落秋風五丈原

元夫と顔を突き合わせる&私生活が乱れると捜査にモロ影響を及ぼす上司という職場で頑張ってきたピア首席警部がやっとクリストフと結婚。さあこれから新婚旅行に出かけるはずが、出がけにかかってきた電話でキャンセルに。一時的な対応のつもりだったが、奔放な元妻の煽りをくらって絶賛子育て中のオリヴァーに頼まれて、元夫が賭けた通りそのまま事件にズブズブと。いやオリヴァー「刑事は天職のようなもの」だなんて言ってる場合じゃないから!ほんとに!

2019/11/28

感想・レビューをもっと見る