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千尋の闇〈上〉 (創元推理文庫)

千尋の闇〈上〉 (創元推理文庫)

千尋の闇〈上〉 (創元推理文庫)

作家
ロバート・ゴダード
Robert Goddard
幸田敦子
出版社
東京創元社
発売日
0000-00-00
ISBN
9784488298012
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千尋の闇〈上〉 (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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のっち♬

元歴史教師のマーチンは旅先での依頼により、20世紀初頭の英国政治家ストラフォードの失脚の謎を追っていく。全体の四分の一を占めるのはストラフォードによる回顧録で、第一次対戦前の内閣の駆け引きに婦人参政権運動家エリザベスとの多難な恋愛が絡み合い、これだけでも充実した読み物になっている。妖艶な歴史研究家にあっさり手玉に取られるマーチンの醜態ぶりはストラフォードらの純愛劇と好対照。現在と過去、史実と虚構を巧みに織り交ぜたプロットの精妙さに加えて、ミステリーと人間ドラマのバランス感覚も処女作とは思えないクオリティ。

2018/03/06

遥かなる想い

物語りの底に潜む人間の悪意・偽りのようなものと、エリザベスに代表されるいさぎよさのようなものが、過去をたどりながら、見事に万華鏡のように 浮かび上がってくる作者の筆力には感服した。ロバート・ゴダードを語る時に、「天性のストーリーテラー」という表現がよく使われるが、二重・三重の物語りの変遷には、まさにその力量・センスを感じる。チャーチルやロイドと絡ませながら、一編の回顧録と生き残る人々の語らいから、過去の謎を・過去の真実を焙り出していくプロット自体が素晴らしい。

2010/06/06

おすぎ

下巻次第で化けそう。

2016/02/11

daimonn

失脚した元政治家が遺した、一編のメモワール。彼の人生を台無しにしたのは果たして…?丁寧な描写で物語が進められているので入り込みやすかったです。思い浮かぶ情景が美しく、そういうのを楽しみながらじわじわ読んでいたら後半あたりから加速度的に面白くなってきて目が離せない感じに。続きが気になるけど、やっぱ下巻もじわじわ楽しもう。

2013/08/24

わかちゃんさん

上巻を読み終わり、下巻に入りました。 まだ、どれほどの闇が広がっていくのか?正に千尋の闇と言えるほどの闇なのか? 興味津々です!

2015/11/05

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