読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

亜愛一郎の逃亡 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

亜愛一郎の逃亡 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

亜愛一郎の逃亡 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

作家
泡坂妻夫
出版社
東京創元社
発売日
1997-07-20
ISBN
9784488402167
amazonで購入する

亜愛一郎の逃亡 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

よむよむ

記念すべき500冊目は亜愛一郎の三部作最終巻となりました(^-^) 亜の行く先々で見かける三角形の顔をした老婦人。名もなくその容貌だけで記される彼女の正体が気になっていたが、遂に明かされ納得。そして亜愛一郎にも秘密があった!!(゜ロ゜ノ)ノ ゆるーい探偵だがその真相には目を見張る。連作短編で読みやすく、何よりこの癖になる世界観。楽しかった。

2017/09/19

papako

間違えた!最終巻を先に読んじゃった!ま、再読だから問題ないけどね。これは意外と内容を覚えていた。そうだったなぁって読んでました。相変わらず白眼をむいた亜愛一郎はすごい。バリエーション豊富な謎。するっと登場する亜愛一郎。楽しかったです。

2020/08/25

セウテス

亜愛一郎三部作ラスト。青と黒の縞のワンピースが、白と金の縞に見えてしまうと話題に成りました。脳の錯覚や色の配列のなせる業と言われていますが、読み手によって全く違う作品に見せてしまうのは、泡坂氏の見事な処です。固定観念による思い込みや、考える方向の違いによる心理トリックを使い分け、その意外性やロジックには只感動するばかりです。そして三部作が完結して仕舞います。亜愛一郎と三角形の顔をした老婦人の正体、そして粋な計らいも用意されています。これ程練り込まれ、しかも軽やかな作品、全てのミステリーファンにお薦めです。

2015/03/05

kishikan

正体不明のカメラマンで名(迷?)探偵「亜愛一郎」シリーズ最終作。3作いずれもが短編集で様々な職業の登場人物やトリックが盛り沢山で、ちょっと詰め過ぎの感もありましたが、2作の「・・・転倒」からはペースにも慣れ、次はどんな話が展開するのか楽しみにしていました。この本のタイトルにもなっている最終編「・・・の逃亡」では、もちろん短編自体の事件の謎の他、これまでずっとひっかかってきた「亜」の謎、そして「三角顔の小柄な老婦人」の正体が、お芝居のカーテンコールのように、勢揃いしてお披露目されます。泡坂さんの演出が憎い!

2011/02/24

Tetchy

本作についてはもう寧ろチェスタトンばりの逆説論理を縦横無尽に展開するといった印象は薄れ、大人の読み物としての洒脱さが結びの部分に窺われ、作者の老練な筆捌きに酔いさせられる感が強い。そしてそれがまた来たるべき幕引きへ徐々に徐々に向かっていく読者の別れ難き喪失感を促すような効果をあげているように思えるのだ。さらば亜愛一郎。そして今までありがとう。

2009/05/09

感想・レビューをもっと見る