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ブルーローズは眠らない (創元推理文庫)

ブルーローズは眠らない (創元推理文庫)

ブルーローズは眠らない (創元推理文庫)

作家
市川憂人
出版社
東京創元社
発売日
2020-03-12
ISBN
9784488406226
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ブルーローズは眠らない (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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ちょろこ

これぞ本格ミステリ、の一冊。不可能と言われた青い薔薇の作出に二人の人物が成功したとたん、密室と化した温室の中で切断された首が見つかった。前作よりも構成といい、日記の謎といい、トリックといい、こうも巧く読者をリードするとは。これぞ本格ミステリ、まさにその一言。特に終盤、随所に散りばめられた why?が綺麗にするりと紐解かれていく瞬間、あるべきところにぴたりとハマっていく瞬間は興奮の嵐。ミステリの醍醐味を味わえた。ラストの余韻も良い。想いが込められた置き土産、ほんのり残るせつなさが良かった。

2020/10/14

おかむー

’80年代アメリカをモデルとした架空の世界を舞台とした化学ミステリシリーズ二作目。『たいへんよくできました』。いつかどこかで起こっている惨劇の進行と、密室殺人の解明に動く刑事のふたつの時間軸を交互に描くという前作と同じ構成ながら、今回はそれにひとひねりを加えて中盤で読者に大きな謎を提示してくるので飽きの来ない展開で好感触。ミステリとしては二つの時間軸の繋がりへの興味がまず第一になるので、密室殺人などの仕掛けは正直どうでもいい(乱暴)。それだけに明かされる背景にはスッキリするのだ。タイトルの回収もお見事。

2020/05/06

タカユキ

前作「ジェリーフィッシュ~」に登場した蓮とマリアがコンビを組む続編。不可能と言われる「青い薔薇」が相次いで発表され、温室で発明者の惨殺死体が発見される。密室・壁に書かれた謎の文字・見え隠れする魔物と、昔からミステリーに馴染んでいた人には懐かしい王格ミステリ。そしてこのシリーズは時代設定が読者に挑戦的。何が可能で何が不可能なのかを思い出しながら読まなけばならない。そしてラストは感傷的な余韻。前作とは違いマリアが今作では有能ぶりを発揮!引き続き、このコンビの作品を読みたい!

2020/03/25

ちーたん

★★★★☆マリア&蓮シリーズ第2弾。青い薔薇。それは美しく恐ろしいまでに人を魅了する魔力を持つのか…1983年不可能と言われた青い薔薇が同時期に2箇所で発表される。交配で作出した牧師の『天界』vs遺伝子技術で作出した博士の『深海』。発表直後、博士の頭部が密室で見つかり…◆現在と過去が交互に進み、過去がどう関わるのか予想しながら読んだけど、微妙に当たっていて、壮大に外してた😂想像の斜め上の結末!理系分野の話があるも前作より薔薇がテーマで読みやすかった!ただ不満をひとつ言っていいのなら伏線あった?😅

2020/06/14

きゅっぷりん

★★★★★ 前作ジェリーフィシュより設定は地味だったけれど こちらの方が断然本格推理で引き込まれた この小説は特に予備知識を持たずに読む事をお勧めします ミステリー百戦錬磨の人なら部分部分の謎は解けるかもしれない... でも事件の全体を読み解く人は皆無だと思える なかなかの良作でした まっ... ただの凡人ミステリー好きの私はどの部分の謎解きに於いてもカスリもしなかった(-_- ) 熱の冷めぬ内に次作のグラスバードを続けて読むことにしよう 凡人ミステリー好きの血が騒ぐぜぃ(-。-)y-゚゚゚

2020/12/21

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