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ぼくのミステリな日常 (創元推理文庫)

ぼくのミステリな日常 (創元推理文庫)

ぼくのミステリな日常 (創元推理文庫)

作家
若竹七海
出版社
東京創元社
発売日
1996-12-21
ISBN
9784488417017
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ぼくのミステリな日常 (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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るーしあ

怪談あり、叙述トリックあり、リドルストーリーあり。さらに、時には軽く時には重く、バラエティに富んだ短篇が各月12編。社内報の目次には絶対に仕掛けがある。それがわかっていながら最後までその仕掛けがわからなかった。小説以外に並ぶタイトルだけでも魅力的で目を惹かれる。他の掲載物も読みたいぞ!! 好みは「内気なクリスマス・ケーキ」。ただ、1991年の作品だけあって少し時代を感じさせる作品でもある。それでもラストの二転三転はさすがに長く評価され続ける作品だと思わせるものがある。

2015/09/08

ダイ@2019.11.2~一時休止

若竹七海その1。作者と同名の主人公によるデビュー作。短編集としても楽しめるし、それが最後には繋がっている・・・。

2015/12/15

hnzwd

社内報の編集長になった主人公が、コンテンツに悩み、先輩のつてを辿って匿名を条件に毎月短編を書いてもらう事になり。。。各章は毎月の社内報の目次と、掲載された短編になっており、一年の掲載分で一冊が構成されています。一つ一つの話はミステリあり、怪談話あり、とバラエティに富んだもので一話完結。と、思いきや。。と、いう大好きな短編集のスタイルでした。ばらばらだった短編に縦糸を通していく過程が素敵すぎでした。若竹七海さんのデビュー作。。ということですが、デビュー作というにはあまりにもレベルが高い。おすすめ。

2015/10/23

Tetchy

各短編それぞれの謎のクオリティと、物語としての面白さには出来不出来の差がはっきりあり、全てが手放しで賞賛できるものではない。しかし、この一種未完成とも筆足らずとも思える短編が最後になって一枚の絵を描く時、それらが単なるある1つの事件を告発する材料に過ぎないことが解る。そういった意味で云えば、やはりこの短編集は普通の短編集にはない1つ秀でた何かを持っているのは認めざるを得ない。読後の今、私は実は匿名作者にとって本当の「ミステリな日常」が始まるのではないかと思えてならない。それも怖い意味で。

2010/02/28

sin

東海オフで頂いた本ですつりほささん:)ありがとう。この作品がデビュー作というのはすごい。学生時代の先輩に紹介してもらった匿名作家…。一年を通じて届いた原稿は文字どおりミステリから怪異譚まで、中には情報を伏せてミスリードを誘う禁じ手も混ざってはいましたが、バラエティー豊かななかなかの出来栄えで、最後に七海さんの穿った推理を経て、匿名作家であることの本当の訳が明かされた時、作品群の中の仕掛けが連載後の波紋を投げかけるといった趣向を凝らしてあって読み応え十分なミステリでした。

2016/09/02

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