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東京ホロウアウト (創元推理文庫 M ふ)

東京ホロウアウト (創元推理文庫 M ふ)

東京ホロウアウト (創元推理文庫 M ふ)

作家
福田和代
出版社
東京創元社
発売日
2021-06-14
ISBN
9784488417154
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東京ホロウアウト (創元推理文庫 M ふ) / 感想・レビュー

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ponpon

東京オリピック開催直前の東京を襲った物流途絶。食料等の枯渇ばかりでなく、静脈物流も行き詰まりをみせる。著者お得意のクライシス小説です。TokyoBlackOutでは電力供給の途絶が描かれましたが、本作では物流です。高速道路や幹線鉄道への破壊工作により物流が途絶えた大都市の脆さと、意外と表面には出ない廃棄物処理の問題が描かれますが、実に安定し読ませる筆致です。ただ主犯のセリフ「・・に使う金があったら生活再建支援に」は良く聞くセリフだが、ようは優先的に自分に金を回せと言っているだけ。テンポも良く満足の一冊。

2021/06/19

きょん

まさに今、2021年オリンピック開幕間際の日本が舞台のパニックサスペンス。コロナ禍でのマスクやトイレットペーパー不足の記憶も新しく、小売店の棚が空っぽになるシーンでは昨年を思い出して切なくなった。物流の大切さ、過酷な業務をこなすトラックドライバーさん達に改めて感謝したくなる。そしていつの間にか古い建物が取り壊されて綺麗に更地になり、新しいマンションが建っていく事になんの疑問も持たず、廃棄物の行方を想像すらしていなかった自分を反省した。

2021/07/08

こばゆみ

これは今読めて良かった!東京オリンピックの開催が迫る中、東京の物流にダメージを与えるテロが発生!文庫化にあたりコロナ禍の諸々も加筆修正されていて、めちゃくちゃタイムリー過ぎて唸りながら読んだ。筆者がこの話を書くきっかけになったのが東日本大震災だそうで、当時コンビニでバイトしていて品薄による混乱を現場で実感していた身としては、その頃を思い出しながら読了。終盤にはゴミ問題も出てきたりしてとにかくいろいろ詰め込まれてたけど、特に混乱することなく楽しめた(^^)

2021/07/06

ちょび太郎

オリンピックまで1ヶ月の今にピッタリ。一つ一つは小さいが、悪意ある連鎖が東京を孤島にする。物流がいかに大事か、日頃の備えが大事かって身にしみる。電気も水も止まってないから震災よりマシだし、東京から脱出もできるのでましか。食料不足が描かれるが、医療品とかも深刻だよね。

2021/06/26

Hideo

五輪開幕直前の首都東京で「物流」を狙った様々なテロが発生し、トラックドライバー達が立ち向かうという話。単行本刊行時は2020年7月の設定でしたが、文庫化時に現実と同じく「コロナ」「1年延期」で2021年7月が舞台に。(正に今)全体的には面白かったし、物流や産廃といったテーマも良いんだけど、犯人の行動に?な部分が多く、その行動に至った背景と行動の詳細がちょっと説明不足なような...

2021/07/27

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