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アルファベット荘事件 (創元推理文庫 M き 7-5)

アルファベット荘事件 (創元推理文庫 M き 7-5)

アルファベット荘事件 (創元推理文庫 M き 7-5)

作家
北山猛邦
出版社
東京創元社
発売日
2021-10-12
ISBN
9784488419158
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アルファベット荘事件 (創元推理文庫 M き 7-5) / 感想・レビュー

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えにくす

★3.8 山奥のアルファベット荘に集まった、10人の男女。翌朝、謎の美術品の箱から死体が発見される。劇団所属の凸凹トリオが中心となって捜査するが、登場人物のキャラが最高。特に素晴らしい美貌で演技も上手いのに、それ以外では超面倒くさがり屋の美久月がツボに入った😂全員から携帯を没収・水没させて自爆クローズド・サークルを作る女性探偵や、モテ男を巡って喧嘩する女性二人など、登場人物のキャラが濃い🤣おかげで事件の緊迫感やドキドキ感が無いのが、逆に面白い。エピローグはそれまでとは違って、驚愕の展開だ。続編希望🙏

2021/10/29

ちょこりり@スタンドアローン

いわゆる本格ミステリ。著者の初期長編が復刊。雪だ!山荘だ!クローズドサークルだ!みんな大好き”足跡無き殺人”に加えて、アルファベットのオブジェクトを散りばめて展開する。本書のキーアイテムとも言うべく”創生の箱”を使った不可能犯罪の演出が魅力的だった。ハウダニットに重点を置いた北山トリックが炸裂。ド・ストレートに本格ミステリの面白さを感じられた。探偵役を含めたキャラクタの造形にも凝っていて単発で終わってしまうのがもったいない。シリーズ化して欲しい。北山先生、MOシリーズを始動して下さい、よろしくお願いします

2021/10/22

geshi

人間が描かれていないと言われるミステリというジャンルにおいてキャラクターすらも役割以上は掘り下げず完全な無色透明になっているのは珍しい。人死にが起きても登場人物がふざけあったりしてサスペンスを徹底して排し、「つくりもの」のミステリ世界を創っている。メインとなるトリックは物理の北川らしさが炸裂しているが、最初に思いつくネタだったりする。第2の殺人のトリックも弱く感じてしまった。良くも悪くもミステリというお伽噺を楽しんで欲しいという作者の志向がはっきり出た作品。

2021/10/30

タカギ

20年近く前の幻の名作が復刊した。ありがたい。舞台はA〜Zの巨大なオブジェがあることからアルファベット荘と呼ばれる岩手県の別荘。さらにはかつてバラバラ死体が入れられていた「創世の箱」と呼ばれる美術品も現れる。橘未衣子という地味な女優が一応主人公になると思うのだが、そのツレの美人女優・美久月と記憶喪失の探偵・ディが非常に個性的。北山氏はあとがきでディを“絵に描いたようなご都合キャラ”と自虐しているけど、私は好ましいと思った。トリックはわかりやすいけど、それは北山猛邦=物理トリックと読者が知っているからです。

2021/11/14

マッちゃま

本書の復刊を知ってから発売日が待ち遠しかったです。いや、入手困難となった作品の復刊、東京創元社さま本格ミステリ系は買いますのでぜひ今後もお願いします。物理トリックの北山さんのデビュー前に書かれていた作品。一癖あるメンバーが揃い、積雪によるクロサー状況で不可能とも言える死体移動トリック。そして氏らしいラストは初期作品ゆえの若さは感じるも、これこそ北山さんのミステリだと堪能できました。読めて良かった。ミーコかわいかったなぁ。美久月も凄いキャラだった。そしてディ…またいつかどこかで逢えたらなぁ〜難しいんだろけど

2021/11/05

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