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スタジアム虹の事件簿 (創元推理文庫 M あ 5-1)

スタジアム虹の事件簿 (創元推理文庫 M あ 5-1)

スタジアム虹の事件簿 (創元推理文庫 M あ 5-1)

作家
青井夏海
出版社
東京創元社
発売日
2001-04-01
ISBN
9784488431013
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スタジアム虹の事件簿 (創元推理文庫 M あ 5-1) / 感想・レビュー

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Walhalla

プロ野球が関係してくるミステリー作品です。 安楽椅子探偵が活躍するお話しですが、その推理・ひらめき方が、かなりユニークですね。 私のように、野球好きな方ほど、より楽しめるのではないでしょうか。 1994年に描かれた作品ですが、ストーリーと並行して、万年最下位の球団(しかもパ・リーグ)の躍進ぶりも面白かったです。

2017/07/13

リボー

野球好きで、ミステリ好きな人は買いだと思います。ただ、スラスラ読めると思いきや、推理の過程に無理があったり、実際の野球の試合ではあり得ない展開があったりして(フィクションなのでしょうがないですが)、いまいち入り込めないところがありました。しかし、野球ミステリという本書の様な作品は類書が非常に少ないので、野球好きの私としては作者にどんどんこのジャンルを開拓してほしいなと思いました。

2012/08/20

たぬ

☆3 デビュー作で安楽椅子探偵もの。弱小野球チームと絡めてのミステリはなかなか興味深い。けどいかんせん野球に対する興味が壊滅状態なので(ならどうして読んだかって? 内容未確認状態での作者買い(借り)です)試合パートはろくすっぽ読んでません。野球を個人的大好物な小説や古代生物なんかにすり替えたら4点は確実に獲得していたことでしょう。

2021/11/24

Yukari

野球チームレインボーズの女オーナーが色々な事件を解決へと導く話。う〜ん…面白くないわけじゃないけど、現場にいるわけでもなく、捜査に協力するわけでもないのに、スラスラ事件を解決に導いてしまうのが不自然な気がしてモヤモヤ。

2015/08/23

星落秋風五丈原

読者は多佳子と共にレインボーズの試合を観戦しますが 彼女は何故か球場外で起こった事件をしばしば耳にする。 安楽椅子ならぬ球場の観客席にいたままで、彼女は野球のプレイと 事件を巧みに結びつけ、謎を解いてゆきます。ここで彼女が野球通で なかった事が、探偵役としてプラスになるという点が、とても 説得力がある。なまじ野球を知っていれば近景の試合に夢中になり、 遠景の事件は聞き流されていたはず。自分が探偵であるという自覚が ない彼女は当事者達を追い詰めず、結果を委ねる(『見えない虹』)。 そこもいい。

2006/09/11

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