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赤ちゃんはまだ夢の中 (創元推理文庫)

赤ちゃんはまだ夢の中 (創元推理文庫)

赤ちゃんはまだ夢の中 (創元推理文庫)

作家
青井夏海
出版社
東京創元社
発売日
2012-04-21
ISBN
9784488431044
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赤ちゃんはまだ夢の中 (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

「別れてください、かえってください、払ってください、守ってください」全4話。助産婦探偵シリーズ第3弾。肉親以外に3人もの赤の他人が居候している「かえって」は、何甘ったれたこと言ってんねん!とムカついたのは私だけではないと思います。彼らは間違いなく女性を敵にまわしましたね。このシリーズを読むと赤ちゃんを産むことは家族が“増える”という意味合いよりも、家族の一員に“迎える”という意味合いの方が強いなと思いました。だからこそ赤ちゃんにとって最適な環境を整えるべく奔走する陽奈たちの存在が心強いですね。★★★★

2012/08/17

kochi

「お金なら返せないわよ!」自宅出産の健診に訪れた陽奈が、追い出されそうになった家では、義母が借金取りと、払え!払えない!の真っ最中。借金の元凶の夫を待ち続ける妻に、実家での出産を進める陽奈に、「ここでなきゃ、だめなんです」と答える妻の本心は?聡子と陽奈の自宅出産助産婦コンビが帰ってきた!引退した明楽先生の推理は衰えを知らない。夫婦の仲、家族の問題なので、敢えて言うと、本当の正しさなんてわからないが、読後、あたたかい気持ちにさせてくれること、間違いなし!

2015/08/23

縞子

助産師シリーズ第3弾。たまたま本屋さんで見つけて、まだ続いてたんだ!と嬉しくなって購入。…したものの、ちょっと違和感。題材は面白いんだけど、キャリアを積んだ陽奈ちゃんの溢れるパワーについていけなかったかも。まだ続きありそうなんで次作に期待します。

2014/04/25

nyanco

やっぱり助産師探偵シリーズは短編のほうが向いている。お産を迎える各家庭、経済事情も家族関係も、どれひとつ同じ家は無い。そんな様々な家庭の様々な問題を明楽先生が解決していく。短編のほうが、この様々な家庭の事情、の部分が描きやすいし、何処の家庭にもありそうな…という点で読者に共感されやすいと思う。「別れてください」は、最初はなんて女だ…と感じていた妊婦に対し、かつてモテモテだった女性の見得や、意地がチラチラ見えてきて、徐々にこちら側の感じ方も変わっていった。続→

2012/07/07

ベルガモット

自宅出産専門の助産師・陽奈ちゃんシリーズ。もう読めないかと思っていたので新作が出て嬉しかった。聡子さんの子供たちも大きくなっちゃって〜。今回も色々な妊婦さんがいて、陽奈ちゃんの早とちり&おせっかいが…。でもちょっとズレていても、元カリスマ助産師・明楽先生のアドバイスのもと、担当する妊婦さんの隠れた問題や無自覚な悩みをクリアさせてしまう行動力は心地よい。このシリーズ、まだまだ続けて欲しいです。

2012/08/06

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