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真実の10メートル手前 (創元推理文庫)

真実の10メートル手前 (創元推理文庫)

真実の10メートル手前 (創元推理文庫)

作家
米澤穂信
出版社
東京創元社
発売日
2018-03-22
ISBN
9784488451097
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真実の10メートル手前 (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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bunmei

『王のサーカス』でも登場した、風変わりなフリージャーナリスト・太刀洗万智の短編集。今回もその観察力と洞察力で、事件の報道や表面には表れてこない、裏に潜む真実を見極めていきます。しかし、その真実を暴くことが、決して心穏やかになるものではなく、むしろ水面下に沈んでいった方が幸せなのかもしれない真実も…。それでも、その残酷ともいえる真実に目を向けようとする、太刀洗のジャーナリスト魂が、この本を貫くテーマなのでしょう。本作では5つの事件について、太刀洗の淡々とした推理を通して、その真実を明らかにしていきます。

2018/05/19

カメ吉

六話からなる短編集ですが、どの作品も面白かった。『さよなら妖精』の太刀洗万智の十数年後の活躍?を描いた話。フリーのジャーナリストとして各事件の本質を的確に見抜きそれに迫っていく彼女のキャラに引き込まれました。クールな姿勢の中に時折見せる温かさと人間味が魅力的でした。特に第五話『ナイフを失われた思い出の中に』は秀逸でした。最後に二転三転する推理の面白さと登場する『ヨヴァノヴィチ』氏の妹が『さよなら妖精』のマーヤ?なのかな?と懐かしさもあり感慨深い作品でした。

2018/04/22

nayu

大刀洗万智の活動記録。      独自の視点で事実を抉る。      面白かった。

2018/10/16

サンダーバード@読メ野鳥の会怪鳥

フリージャーナリスト太刀洗万智を主人公とする短編ミステリー。中でも二人の高校生の心中事件の真相を探る「恋累心中」が印象的。醜い大人の世界に絶望してこの世を去ろうとする若い二人に対する最後の仕打ち。無念であったであろう。どの作品も謎が解けてスッキリとする話ではない。でも小粒だがズンと心に残る作品ばかり。目線は厳しいが、興味本位ではなく、限りなく公平に真実を伝えようとする彼女の姿勢は好感が持てた。直木賞候補というのも納得。彼女が登場する最初の作品「さよなら妖精」も読んでみようと思う。★★★★

2018/05/06

takaC

この短編集の中で唯一の太刀洗万智一人称の話が表題作の『真実の10メートル手前』前に読んだ時は知らなかったけど、英語題は How Many Miles to the Truth だそうで、より直接的。

2018/03/30

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