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王とサーカス (創元推理文庫)

王とサーカス (創元推理文庫)

王とサーカス (創元推理文庫)

作家
米澤穂信
出版社
東京創元社
発売日
2018-08-30
ISBN
9784488451103
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王とサーカス (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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カメ吉

文庫化を望んでた作品でした。 さすが面白かった。ネパールの首都カトマンズを舞台に実際に起こった王族殺害事件を太刀洗万智が追いかける。国家レベルの大事件を追う彼女が出会う人たちが凄く興味深く引き込まれる。異国感もこの作品の魅力かも。その国の持つ問題にも切り込んだ『さよなら妖精』にも相通ずるテーマが感じられました。 米澤穂信作品、特にシリーズ物は本当に惹かれる作品が多い。壮大で大人なミステリーでした。

2018/09/13

nayu

面白かった。    面白かったけれども。    それでも。     それでも私は、情報の取捨選択は受け手がするべきであり、発信側がすることで受け手に十分な情報が伝わらないのを良しとすることはできない。なんか言い訳を滔々と述べてたけど、そんなのは発信側の都合でしかないし、傲慢な態度が透けて見える。言いたいことはもっとあるけれども、感想とは異なるのでやめておこう。        世界の大多数を占める小市民は、みな、サガルである。

2018/10/21

agtk

太刀洗万智が遭遇した事件。ネパール国王殺害の不穏さの中で起こった事件。太刀洗万智が報道について考え、悩む姿が物語の主軸となる。450ページを越える長編だが、冒頭からぐいぐい引き込まれ、一気に読んだ。題名の「サーカス」の意味を報道の送り手も受け手もよく考えなければならない。続編を待ちつつ、「さよなら妖精」を読み返したい。

2018/11/26

小説を最初に書いた人にありがとう

初めて読む米澤穂信の長編。短編は何冊か読み、好みであった。話題になっていたこの本、読み始めて1/3、ストーリーと登場人物に感情が入らず読み進める自信とモチベーションが揺らぐ。読書メーターに弱音を吐いてみたところ、最後絶対に面白かったと思える!との強い進言を受け読了。背中を押してくれたことに感謝。衝撃を持って読み終えた。ネパール王室の殺人?事件の謎を主人公のフリーライター太刀洗万智が取材を通して解き明かしていく。グローバリズム、ジャーナリズム、社会の格差、等々考えさせられる数少ないミステリー作品だと思う。

2018/09/24

まりも

これは2001年に実際に起きた王宮事件を題材にした超骨太ミステリーである。王とサーカス。成る程深いタイトルだ。フィクションではあるけどフィクションではない。この作品は限りなく現実に近い作品だと思う。ミステリーとしての読み応えは勿論の事。報道の在り方とは一体なんなのか。その意義について深く考えさせられる1冊だった。ラジェスワル准尉の発言、サガルの言葉。あれを否定する事は絶対に出来ないだろう。報道に携わる全ての人たちが太刀洗万智のような覚悟を持って欲しい。そして自分自身も彼女の生き方を見習いたいと思う。

2018/10/09

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