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魔軍跳梁 赤江瀑アラベスク2 (創元推理文庫)

魔軍跳梁 赤江瀑アラベスク2 (創元推理文庫)

魔軍跳梁 赤江瀑アラベスク2 (創元推理文庫)

作家
赤江瀑
東雅夫
出版社
東京創元社
発売日
2021-04-28
ISBN
9784488505059
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魔軍跳梁 赤江瀑アラベスク2 (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

「花曝れ首」収録のこの巻が出るのをどれ程、待ち侘びたか・・・!「好いた男とみる修羅や。おちる地獄や。おちとみやす」。この言葉をまた、目することができた時、身体の奥から震えた。六条御息所と同じく、激しい情念に身を焦がし、執心する姿。それは時として浅ましさを凌駕する。その抱きしめたくなるようないじましさや錐揉みされた情念が噴き出す一瞬の壮絶な美しさ、それを甘受する姿に私達は揺さぶられ、ひれ伏すしかないのだ。「地獄におちる」という事をここまで蠱惑的に描いた作品は、ない。赤江瀑の美酒に酔いしれずにはいられない。

2021/05/05

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