水晶宮の死神 (創元推理文庫 F た 1-4 VICTORIAN HORROR ADV)
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水晶宮の死神 (創元推理文庫 F た 1-4 VICTORIAN HORROR ADV) / 感想・レビュー
Tetchy
ヴィクトリア朝怪奇冒険譚3部作最終作。最終作の舞台水晶宮はロンドン東南郊外に移築された建築物でニーダムとメープルたちが日帰りできる安近短な冒険舞台である。最終巻にて3部作が全て1857年にニーダムたちが経験した冒険であることに気付かされた。命の危険を感じるような心臓の鼓動が跳ね上がる冒険を1年に3回もすれば通常ならば吊り橋効果で男女の仲は深まるものだがそれもなかった。とにもかくにも作者は当時の偉人や著名人たちを自らの筆で描きたかったのだろう。歴史や風俗、そして人々の意外な側面が見れて個人的には楽しかった。
2022/07/28
てんつく
今回はタイトル通りの敵だった。ニーダムくんの活躍よりモリアーティ少年の冷静さが素敵でした。
2021/10/24
ルシュエス
水晶宮に遊びに出かけて事件に巻き込まれるニーダムとメープル。 ジェームズが仲間になるのはなかなか面白い演出。 戦う術もないのに、好奇心だけで人死にの出る現場に乗り込むメープルは、蛮勇が過ぎてキレ者印象が弱まるのが難。彼女が同行するなら2巻目くらいの規模の事件が良さそう。 最後が綺麗にまとまっていて楽しめました。
2021/08/16
keisuke
文庫化再読。この辺から少し御大怪しくなってくる…。
2021/08/15
毎日が日曜日
★★★+
2021/11/22
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