KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

宝塚歌劇は「愛」をどう描いてきたか

宝塚歌劇は「愛」をどう描いてきたか

宝塚歌劇は「愛」をどう描いてきたか

作家
中本千晶
牧彩子
出版社
東京堂出版
発売日
2015-10-09
ISBN
9784490209204
amazonで購入する

宝塚歌劇は「愛」をどう描いてきたか / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

むっちょむ

「愛」について宝塚を通して分析した哲学的な本かと期待して読んだけど、宝塚オタクが宝塚の今までの作品の傾向と、世間との関係の分析みたいな、もっとライトな内容で、うーん、、宝塚オタクか、宝塚に多少なりとも興味のある人じゃないと面白くもなんともない本だと思う。。そして私は後書きに私が宝塚にハマった作品が書いてあっただけで大喜びしたりして、すっかりオタクになってしまったのね。。と実感。あと、宝塚ってその時代にあわせて恋愛をわかりやすく咀嚼しやすくして提供してんのかな。ハマるのは恋愛力がないからじゃ?!と思った。。

2016/02/17

miu_miu

最近ハマッた者としては格好のタカラヅカ歴史本でした。創成期には恋愛は含まれず、続いて白井鐵蔵のパリ風レビューが大人気となるも、それが持つ「エロ、グロ、ナンセンス」を小林一三が恐れて「清く、正しく、美しく」を提唱したとか、描かれる恋愛の形が変遷してきた様子とか、トップコンビ制は1980年代後半からとか、トップスターの大羽根も1990年代後半からとか、ぜーんぜん知りませんでした。時代に合った物語や演出でファンを魅了し続けている様子がよくわかりました。「タカラヅカトライアングル」分析も面白いです

2016/04/04

乱読家 護る会支持!

タカラヅカ流・愛の方程式の歴史。①主人公とヒロインが出会って恋に落ちる。②身分違いや戦争、病気、婚約者などライバル登場などの愛の障壁。③結末は悲劇時々ハッピーエンド、でも「二人の心は結ばれている」という大原則。第一回公演はラブストーリーの無い桃太郎。フランスからやってきたレビュー。1930年「パリゼット」で愛の方程式誕生。ベルばらで愛の方程式が完成。働く女性の象徴でもあるオスカル。重い恋愛からライトな恋愛へ。。。。らしいですわ、、、全く知らんけど。(^^;;

2016/03/06

Great Eagle

見たことないんだよね宝塚。でも面白いと思うかそうでないのかよく分からないと思っている。そこで、この本読んでみて、それなりに時代の変遷を経ているんだなと感心しました。

2016/02/13

感想・レビューをもっと見る