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属国民主主義論

属国民主主義論

属国民主主義論

作家
内田樹
白井聡
出版社
東洋経済新報社
発売日
2016-07-08
ISBN
9784492212271
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属国民主主義論 / 感想・レビュー

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Tui

アメリカの意向に沿った政策しか行うことが許されない日本という国の実情を前に、心穏やかではいられません。では何故こんな本を読むかというと、①教科書はもちろんテレビや新聞をはじめとしたメディアは面倒くさがって一切そのことを教えてくれないから。②恥ずかしい日本バンザイな勘違いをするのも、かといって現状を無根拠にディスるのも、どちらも御免被りたいから。この対談がなされたのはトランプ大統領が誕生する前ですが、ポピュリズムと排外主義の跋扈する将来像はこの二人にとって既定路線なので、トランプ後の世界も日本も学べますよ。

2017/01/19

カープ坊や

植民地の日本の首相アベは右翼なのに宗主国のアメリカ様に従順なのかよく分かる本。 アメリカ様の逆鱗に触れて抹殺された田中角栄以来 アメリカ様に従属することで植民地日本国内で権力を手に入れることができるなだな!   アメリカ様によるアベ首相への二つの評価が面白くもあり、納得できるものでした。 ①「極右の歴史修正主義者」 ②「アメリカのあらゆる指示を聞いてくれるイエスマンの政治家」

2016/09/23

呼戯人

本当はもっと昔から当たり前のようにして言われていなければならない現状認識をようやくはっきりと言えるようになってきた正直な題名にまず感心する。私が初めて日本が属国であるという認識を持てたのは、鶴見俊輔の本でだった。しかもそれはこっそりと囁くようにして発言されていたのだが、最近になってようやく人々の共通認識になってきたような感じがする。徹底した対米追従路線と戦前の国体へ回帰する願望が同居する矛盾に極右の人々は気づかないのだろうか。すべてはアメリカの政策立案者によって決められている。独立は可能なのだろうか。

2016/08/08

hk

「二十歳にしてリベラルでないものは情熱にかけ、四十歳にして保守でないものは思慮に欠ける」 これはチャーチルの箴言だ。さて本書の著者のかたわれである白井さんは1977年生まれの数えで39歳。四十路(よそじ)が目の前に迫っている。永続敗戦芸人としてポイントオブノーリターンを超えてしまった手前、おいそれと保守的な物言いは出来ないと思っているのだろう。だが大丈夫。オイラの界隈では誰一人として白井聡を知らない。「誰それ?阪神の4番だった人?」ってな感じだ。イデオロギーの呪縛で自縄自縛に陥るには若すぎると思うんだ。

2016/12/19

まゆまゆ

アメリカの意向に逆らえない属国意識はどうしたら改善されるのかを語る対談本。米軍基地はその存在意義が歴代政権によって何度も書き改められてきたという事実、つまり属国であり続けるためには米軍基地が必要という論理にすり変わったのだ、という説明は妙に府に落ちる。大衆の幼稚化、コスパ侵食の話も興味深い。

2017/01/23

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